トマソン
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超芸術トマソン(ちょうげいじゅつトマソン)とは、赤瀬川原平らの提唱による芸術学上の概念。不動産に付属し、まるで展示するかのように美しく保存されている無用の長物。存在がまるで芸術のようでありながら、その役にたたなさ・非実用において芸術よりももっと芸術らしい物を「超芸術」と呼び、その中でも不動産に属するものをトマソンと呼ぶ。その中には、かつては役に立っていたものもあるし、そもそも作った意図が分からないものもある。 超芸術を超芸術だと思って作る者(作家)はなく、ただ鑑賞する者だけが存在する[1]。
- ^ 太田省一 2002, p. 101.
- ^ みちくさ学会 2013, p. 19.
- ^ a b c d 森村誠一 2000, p. 10.
- ^ 『ジャストシステムと筑摩書房、CD-ROM出版分野で協力 「超芸術トマソンの冒険」「南伸坊の顔あそび」12月4日発売』(プレスリリース)ジャストシステム、1996年10月17日 。2017年7月27日閲覧。
- ^ みちくさ学会 2013, p. 37.
- ^ みちくさ学会 2013, p. 43.
- ^ みちくさ学会 2013, p. 53.
- ^ みちくさ学会 2013, p. 30.
- ^ みちくさ学会 2013, p. 75.
- ^ みちくさ学会 2013, p. 24.
- ^ “原爆タイプという呼称について”. 2021年11月14日閲覧。
- ^ みちくさ学会 2013, p. 91.
- ^ みちくさ学会 2013, p. 44.
- ^ みちくさ学会 2013, p. 103.
- ^ 情景師アラーキー 2019, p. 89.
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