香川美人とは? わかりやすく解説

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香川美人

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/30 08:42 UTC 版)

香川 美人(かがわ よしと、1915年大正4年)― 2008年平成20年))は、愛媛県大三島出身の歌人。実兄の香川末光,甥の香川哲三も歌人。1930年(昭和5年)、「満州短歌[1](後の「短歌中原」)に入会し八木沼丈夫[2]に師事した。終戦後、郷里の愛媛県大三島に引き揚げ、1948年(昭和23年)に香川末光・藤原弘男らと「うづしほ短歌会」を結成した。1954年(昭和29年)に「歩道短歌会」[3]に入会し佐藤佐太郎に師事した。「満州短歌」及び「短歌中原」時代の作品を纏めた歌集『碧落』、「歩道」入会後の作品を収めた歌集『風濤』、歌集『海光』がある。写生に立脚した精緻な対象描写と日常生活を柔軟な感性で捉えた歌風に特色がある。


  1. ^ 八木沼丈夫が1929年(昭和4年)に創刊した短歌雑誌
  2. ^ 八木沼丈夫は陸軍軍人でありアララギ系の歌人。満州短歌・短歌中原を主宰した。
  3. ^ 1945年に佐藤佐太郎が創刊した短歌雑誌


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