実用日本語表現辞典 |
「飽くまでも」の用例一覧
岸田國士 伊賀山精三君に (青空文庫)
作品の根本的欠陥として指摘したいのは、象徴的にさへ取扱ふべき主題を、徒らに感情の論理化を求めて、著しく印象の混乱を招いてゐることです。言ひ換へれば、人物のそれぞれを理想化しつつ、その心理過程は飽くまでも現実的であるといふ矛盾です。これ...
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岸田國士 シュアレスの「三人」(宮崎嶺雄君訳) (青空文庫)
点に陥るものではないかと思ふ。 が、しかし、シュアレスは、彼自身、決して民族的立場からこの「三人」を取扱つてゐるのではない。彼は飽くまでも、近代に生きる孤高な悲劇詩人として、これらの先輩に熱烈な握手を求めてゐるのである。彼の...
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岸田國士 『赤鬼』の作者阪中正夫君 (青空文庫)
理ともいふべき一種素朴にして凄惨な情景に向けられはじめた。 しかしながら、彼は飽くまでも天成の芸術家であり、彼のうちの正義は冷やかな微笑をもつて、常にこの悲劇を見下してゐる。そこから、ファンテジイが生れ、 道化味 ( ブユルレスク ) が湧...
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