遮蔽装置
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/27 17:56 UTC 版)
遮蔽装置(しゃへいそうち、英: cloaking device)は、特定の物体を不可視にする、主にサイエンス・フィクション作品に登場する架空の技術の一つである。偽装装置、または英語読みをそのまま用いてクローキング装置、クローキング・デヴァイスなどと呼ぶこともある。多くの作品では、物体を視覚的に見えなくする、つまり可視光線を遮蔽するだけでなく、あらゆるセンサーにも感知されないように電磁波なども遮蔽できるという設定となっている(劇中描写は、宇宙版潜水艦に近い)。映像作品としての初出は1966年に米国で放映された『スタートレック』。[1]
- ^ 映画『スター・ウォーズ』の世界でも、描写こそ無いものの遮蔽技術は存在している。『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』ではニーダ艦長がミレニアム・ファルコンを目前で見失ったという報告を聞き「Cloaking Device搭載の小型艇などありえない」と反応した。
- ^ 策を弄してロミュラン艦に潜入したカークがこれを奪取、その足でエンタープライズ号に装着使用して逃走に成功している。
- ^ 映画『スタートレックIII ミスター・スポックを探せ!』
- ^ 新スタートレック「潜入! ロミュラン帝国」
- ^ 新スタートレック「難破船ペガサスの秘密」
- ^ スタートレック:ディープ・スペース・ナイン「ドミニオンの野望」、「奪われたディファイアント」
- ^ 新スタートレック「難破船ペガサスの秘密」のUSSペガサス、新スタートレック「転送事故の謎」のロミュラン科学船
- ^ 新スタートレック「転送事故の謎」
- 1 遮蔽装置とは
- 2 遮蔽装置の概要
- 3 スタートレックの遮蔽装置
- 4 関連項目
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