三省堂 大辞林 |
ちょう・ず てう― 0 1 【調ず】
(1)こしらえる。整える。調達する。
「遽に煖炉を―・ぜしめて、彼は西洋間に徙(うつ)りぬ/金色夜叉(紅葉)」
(2)料理する。調理する。
「御前にて―・じて/増鏡(おどろの下)」
(3)調伏(ちようぶく)する。
「験者の物の怪―・ずとて/枕草子 25」
(4)こらしめる。痛い目にあわせる。
「この翁丸、打ち―・じて犬島へ遣はせ/枕草子 9」
品詞の分類
「調ず」の用例一覧
枕草子/第二十二段 (Wikisource)
ていかならむ。待つ人ある所に夜すこし更けて忍びやかに門たたけば、胸すこしつぶれて、人出だして問はするに、あらぬよしなき者の、名のりして来たるも、返す返すもすさまじと言ふはおろかなり。 験者の、物の怪調ずとて、いみ...
ja.wikisource.org/wiki/枕草子/第二十二段
泉鏡花 醜婦を呵す (青空文庫)
解を下したるは、大早計にも婦人を以て直ちに内政に参し家計を調ずる細君と 臆断 ( おくだん ) したるに因るなり。婦人と細君と同じからむや、 蓋 ( けだ ) し其 間 ( あひだ ) に大差あらむ。 勿論 ( もち...
www.aozora.gr.jp/cards/000050/files/1100_20516.html