蟬しぐれとは? わかりやすく解説

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蟬しぐれ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/18 05:08 UTC 版)

蟬しぐれ』(せみしぐれ)は、藤沢周平による日本の長篇時代小説。藤沢作品の中でも代表的な小説のひとつである[1]。『山形新聞夕刊1986年昭和61年)7月9日から1987年(昭和62年)4月11日まで連載[2][3][注 1]文藝春秋より1988年(昭和63年)5月11日に刊行された。


注釈

  1. ^ 1986年6月30日より連載を開始した『秋田魁新報朝刊を初出とする説もある[4]
  2. ^ 作者創造による架空の藩。庄内藩がモデルとされる。
  3. ^ 海坂藩では郡奉行の支配下にある役職。通称村回り。村々を巡回して、年貢を決定するための基礎資料として、稲や植林した木の生育を調べる仕事。
  4. ^ ただし欅御殿事件の後。
  5. ^ 牧家の本家はすでに絶えている。
  6. ^ 文四郎が18歳の時の記述で、34年前に石栗が道場を開き、その時40歳だったとある。初登場はその3年前。
  7. ^ 御弓町の松川道場は、以前は直心流を教える戸村道場だった。二人はそこに通っていた。
  8. ^ 藤沢周平没後20年記念出版。

出典

  1. ^ 鶴岡市立藤沢周平記念館 開館記念特別企画展 『蟬しぐれ』の世界 展示図録、p.1.2011年11月23日閲覧。
  2. ^ a b 【蝉しぐれ】 城下や近郊の村々”. 藤沢文学の魅力 藤沢周平と庄内 海坂藩を訪ねる旅. 山形新聞. 2018年3月8日閲覧。
  3. ^ a b c d e プロダクションノート、映画『蟬しぐれ』公式ウェブサイト semishigure.jp, 2010年2月18日閲覧。
  4. ^ a b c 『「蟬しぐれ」コラムⅠ - 日本で最初の読者』、『「蟬しぐれ」と藤沢周平の世界』所収、オール読物責任編集文春ムック、文藝春秋、2005年9月30日、p.12.
  5. ^ 山本甚作氏画で見る物語、映画『蟬しぐれ』公式ウェブサイト semishigure.jp, 2010年2月18日閲覧。
  6. ^ 三友月報 平成三年八月十五日号「新聞小説と私」
  7. ^ 藤沢周平全集 第二十三巻
  8. ^ 「テレビ視聴率季報(関東地区)」ビデオリサーチ。
  9. ^ 再放送情報「蝉しぐれ」全3話一挙放送”. NHK. 2021年3月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年3月13日閲覧。
  10. ^ 「蝉しぐれ」が放送文化基金賞を受賞!”. NHKドラマ. 日本放送協会 (2004年5月28日). 2018年3月8日閲覧。
  11. ^ 「蝉しぐれ」がモンテカルロ・テレビ祭で受賞!”. NHKドラマ. 日本放送協会 (2004年7月5日). 2018年3月8日閲覧。
  12. ^ NHK広報局 (2004年9月26日). “第41回ABUアルマトイ総会 ABU賞 NHKの4作品が受賞” (PDF). お知らせ. 日本放送協会. 2018年3月8日閲覧。
  13. ^ 2005年興行収入10億円以上番組 (PDF) - 日本映画製作者連盟


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蝉時雨

(蟬しぐれ から転送)

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蝉時雨(せみしぐれ)




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