鯖街道
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鯖街道(さばかいどう)は、若狭国などの小浜藩領内(おおむね現在の福井県嶺南地方に該当)と京都を結ぶ街道の総称である。
注釈
- ^ コースは、通称「本鯖」と称されるAコース(約76km、小浜 - 根来坂 - 小入谷 - 桑原 - 川合 - 久多(中間点) - 八丁平 - 尾越 - 花背峠 - 鞍馬 - 加茂川 - 出町公園)と、通称「半鯖」と称されるBコース(約42km、梅ノ木 - 川合 - 以下、Aコースと同じ)がある。
- ^ 小浜 - 今津間が約38kmの道のりであったことから、九里半越えともいわれた[8]。
- ^ 1587年に、秀吉の意向を受けた大津藩の浅野長吉が百艘の船を大津に集めるため、琵琶湖岸の各藩に呼びかけた定書を端緒とする。大津港の荷役などに関する特権を代々の支配者から受けていた。 ※参考:大津百艘船(ぶらり近江のみち)
- ^ 小入谷(おにゅうだに)と遠敷(おにゅう)をかけているので名前は平仮名
- ^ 道場六三郎(料理家)や魚柄仁之助(料理研究家)などが自著や輸入を推進する新聞広告などで呼称している。
出典
- ^ a b c “鯖街道のお話(小浜広峰:いづみ町〜京都) - 若狭おばまフィルムコミッション”. 小浜市観光交流課. 2014年4月1日閲覧。
- ^ a b c d e “若狭と近江を結ぶ、若狭街道の重要地点 熊川宿と熊川城”. 朝日新聞デジタルマガジン & Travel (2020年10月5日). 2022年9月20日閲覧。
- ^ a b c d e “3月13日「鯖街道の日」京都・滋賀・福井で「サバずし食べ比べ」など催し”. 京都新聞. (2022年3月12日). オリジナルの2022年3月12日時点におけるアーカイブ。 2022年9月20日閲覧。
- ^ a b c d “サバを背負い「鯖街道」約80キロを踏破-京都水族館企画で”. 烏丸経済新聞 (2012年9月6日). 2022年9月20日閲覧。
- ^ a b c d e f g “近くて遠い「鯖街道」 山の中で交わる3つの文化”. NIKKEI STYLE (2017年1月9日). 2022年9月20日閲覧。
- ^ 滋賀のトリセツ 2021, p. 49.
- ^ 向笠千恵子『食の街道を行く』平凡社新書 2010年 p.13
- ^ a b c d e f 浅井建爾 2001, pp. 106–107.
- ^ a b 浅井建爾 2015, p. 123.
- ^ a b c d e f g h i j k l 滋賀のトリセツ 2021, p. 48.
- ^ a b c d e f g h i “福井:<福井>鯖街道1 行商人支えた十八里”. 読売新聞オンライン. (2021年8月17日). オリジナルの2021年8月19日時点におけるアーカイブ。 2022年9月20日閲覧。
- ^ “【福嶋敏雄の…そして、京都】(47)建礼門院右京大夫 ふたまた…平家に疲れた女がひとり 大原”. 産経ニュース. (2015年11月16日) 2022年9月20日閲覧。
- ^ “海と都をつなぐ若狭の往来文化遺産群”. 文化庁. 2020年9月19日閲覧。
- ^ “日本遺産「鯖街道」観光振興へ 認定証授与式で福井県知事が喜び”. 北陸新幹線で行こう!北陸・信越観光ナビ(福井新聞). (2015年6月30日) 2022年9月20日閲覧。
- ^ a b “京都と福井を結ぶ「鯖街道」に行ってみた!”. WebLeaf (2019年7月9日). 2022年9月20日閲覧。
- ^ “広域連携で「サバずし」 新たなブランド定着期待”. 福井新聞. (2012年2月24日). オリジナルの2017年11月13日時点におけるアーカイブ。
- ^ a b c d 佐々木・石野・伊藤 2015, p. 90.
- ^ 鯖街道情報発信事業 (PDF) (京都商工会議所・出町商店街振興組合) - 京都府(2004年度事業、2012年6月7日閲覧)
- ^ 大会公式サイト
- ^ “若狭鯖街道熊川宿”. 鯖街道熊川宿まちづくり協議会. 2013年2月7日閲覧。
- ^ 鯖街道 「鯖街道 湖のルート」(pp.104-105,114,119)
- ^ a b “鯖街道登山口にシンボル完成 石碑を新設、福井・小浜”. 北陸新幹線で行こう!北陸・信越観光ナビ(福井新聞). (2018年9月8日) 2022年9月20日閲覧。
- ^ 西の鯖街道登録ルート - 京都府南丹広域振興局
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