若中とは? わかりやすく解説

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若中

読み方:ワカジュウ(wakajuu), ワカチュウ(wakachuu)

若者組近畿地方での呼称

別名 若者組若者契約二才組


若中

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/25 14:21 UTC 版)

若中(わかなか、わかじゅう、じゃくちゅう、わかちゅう)とは村の若者たちの集団。若中組。江戸時代に各村に組織された青年団であり、おおむね15歳から結婚するまで加入するのが一般的で、祭りや民俗芸能、あるいは村まわりの警備や土木作業などの村仕事、婚礼への関与や若年者への性教育、しつけや制裁、力比べなどをしたとされ、明治・大正期には「青年団」として存続した[1]。若中を取り締まる大人として村の顔役が「若中取締親父分」[2]などとして就任した。若中は年代層により大若、中若、子若(小若)、幼若などに細かくわかれそれぞれ組織されることがあった。


  1. ^ 大阪再発見Vol.2②「コラム、猪飼野保存会、勝五地車保存会について」足代健二郎[1]
  2. ^ 「歴史における「身分」をどう教えるか」畑中敏之(立命館大学 辻井榮滋教授退任記念論文集)P.112(PDF-P.16)[2][3]
  3. ^ 「金融界における反社会的勢力排除の理論と実務」猪狩俊郎「第一章第一節 暴力団等反社会的勢力の特徴と金融機関等」[4]P.73[5]


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