三省堂 大辞林 |
「翌春」の用例一覧
杉田久女 朱欒の花のさく頃 (青空文庫)
幼い長子とを神戸に残して一足先に鹿児島へ赴任すると間もなくあの西南戦争で命からがら燃えつつある鹿児島を脱出して、桜島に逃げ民家の床下にかくれて芋粥をもらったり、山中に避難している中官軍の勝になったので、県の書類丈を身にしょっていたのをもって碇泊中の軍艦に辿りつき漸く命びろいしたと云う。 母達も其翌春...
www.aozora.gr.jp/cards/000606/files/43583_16912.html
佐藤垢石 春宵因縁談 (青空文庫)
意味の希望にみちた演説をしたのである。 これを聞いて、来会者は悉く感激した。 頽 ( すた ) れゆく旧主家に、救いの神が現われたような気持ちがしたのであった。 それから、翌春になって暮れに招かれた連中が相集まり頼母木新社長を招待し、感謝...
www.aozora.gr.jp/cards/001248/files/46807_26523.html
若山牧水 古い村 (青空文庫)
につけ父も母ももう人の惡口を言ふたり笑つたりしてゐる餘裕などはかりそめにも失くなつてゐたのだ。自然無言勝ちになつた父母の顏には汚い白髮が、けば/\しく眼に立つて來た。 その翌春、自分は中學を卒業すると同時にひそかに郷國を逃げ出して東京へ出て、或る私立學校の文學科に入つて了つた。卒業前、父は...
www.aozora.gr.jp/cards/000162/files/4395_14358.html
翌春に関連した本
- 春、バーニーズで (文春文庫) 吉田 修一 文藝春秋
- 春を嫌いになった理由(わけ) (光文社文庫) 誉田 哲也 光文社
- 春にして君を離れ (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) アガサ・クリスティー 早川書房
翌春に関係した商品