糟糠の妻
宋弘
(糟糠之妻 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/02 23:21 UTC 版)
- ^ 宋弘を前にしてその場で言ったという解釈と宋弘を退出させてから言ったという解釈とがある。
- ^ 軽薄でみだらな俗曲のこと。「論語」陽貨第十七の18「悪鄭声之乱雅楽也(鄭声の雅楽を乱すを悪む(にくむ))」衛霊公第十五の11「放鄭聲、遠佞人、鄭聲淫、佞人殆(鄭声を放ち、佞人を遠ざく。鄭声は淫にして、佞人は殆うし(あやうし))」に基づく。なお、孔子は、鄭の国の音楽が前衛的・先進的で、周の最盛期に演奏されていた伝統的な音楽とは異なることを嫌っていたのであり、実際に鄭の国の風俗が乱れていたわけではない。また、ここで言う「音楽」とは、宗教的な祭典や朝廷の儀式で演奏するもので、イメージとしては「雅楽」に近い。
- ^ 孔子が「異性に対する関心と同等以上の情熱で修養に励む者はいないものだ」と嘆いたことば(衛霊公第十五の12及び子罕第九の17)。
- ^ 「正しいことを聞けばすぐに従う」
[続きの解説]
糟糠之妻と同じ種類の言葉
- 糟糠之妻のページへのリンク