競走馬の血統
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/08 22:27 UTC 版)
競走馬の血統(きょうそうばのけっとう)においては、競走馬の血統に関する記述を行う。
注釈
- ^ 同様に父の父の父・母の母の母などサイアーライン・ファミリーラインの血統の馬を曽祖父・曽祖母などという。
- ^ 類似の噂話には、アングロアラブ種における血統偽装(「テンプラ」と呼ばれる)があるが、20世紀におけるサラブレッドの大種牡馬について、このような言説を自著で発表しているのは、世界でも中島だけである。中島はクォーターホースの血を引くサラブレッドという概念に「アメリカンダミー」という言葉を当てているが、これも海外では使用例がなく、実際には中島独自の造語である可能性が高い。
- ^ スティルインラブなどが「日高ニックス」の典型例とされる。ただし、父がサンデーサイレンス系で、かつ母父がロベルト系の勝ち上がり率は、2009年7月時点で31.9%(中央勝ち上がり144頭/中央出走452頭)で、父サンデーサイレンス系全体の39.1%(同3335/8540)よりも著しく低い。また重賞勝ち馬率は、前者が2.0%(9/452)で、後者の2.9%(244/8540)の2/3に過ぎず、1頭当たりの平均獲得賞金は前者が1291万円で、後者の1991万円より700万円低く、2/3以下である。このように「日高ニックス」は勝ち上がる確率・重賞勝馬になる確率・稼ぐ賞金額のすべてが低くなる配合であり、中島の言うような結果は現実には出ていない。
出典
- ^ Thiruvenkadan, A. K., N. Kandasamy, and S. Panneerselvam. "Inheritance of racing performance of Thoroughbred horses." Livestock Science 121.2-3 (2009): 308-326.
- ^ 及川正明. "優秀な競走馬を生産するための種雌馬の要因について." 馬の科学 40.1 (2003): 54-56.
- ^ [1]
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