白鳥越えとは? わかりやすく解説

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白鳥越え

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/28 09:17 UTC 版)

白鳥越え(しらとりごえ)は、京(京都)の一乗寺から、近江穴太に至る道。古路越(ふるみちごえ)とも呼ばれる。この名は、今路越(いまみちごえ 山中越志賀越道)が開かれる以前から利用されていたことに由来する[1]。その他にも名古地越(拾遺都名所図会)や青山越え(近江輿地志略)とも呼ばれる。 雍州府志では、「(白鳥越は、)一乗寺村より叡山東坂本に出ずる坂路なり」、拾遺都名所図会では、「同所(狸谷不動院)の東にあり、上古の往還道にして、是より叡山東坂本穴太村へ出る」と紹介されている。


  1. ^ 山州名跡志に「近江国穴太に出る道を白鳥越または古路越いい、近江国坂本へ出る道を今路越といふ」と記されている
  2. ^ 強力な政権の存在しなかった中世の山道であることから、維持管理に費用がかからない尾根道であった可能性が高い。
  3. ^ 竹内康之『比叡山1000年の道を歩く』(ナカニシヤ出版)、『日本歴史地名大系 25 滋賀県の地名』(平凡社)


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