登檣礼
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登檣礼(とうしょうれい、英: Manning the yards)とは、帆船の出航時に船員を帆桁(ヤード)などに配置し、見送りに来た来客に対する謝礼を行うもの。帆船における最高の礼式である[1]。
- ^ “海王丸、優美に総帆展帆 射水、「登しょう札」を披露”. 北國新聞. (2014年7月22日). オリジナルの2015年4月2日時点におけるアーカイブ。 2014年7月22日閲覧。
- ^ 自衛隊の礼式に関する訓令 第5節第43条第1項 「自衛艦は、天皇旗を掲げている自衛艦その他の船舶及び観艦式における観閲官の乗艦する自衛艦その他防衛大臣の定める自衛艦その他の船舶に対しては、前2条の規定にかかわらず登げんの敬礼を行うものとする。遠洋航海等のため出航する自衛艦とこれを見送る自衛艦との間においても同様とする。」
- ^ 自衛隊の礼式に関する訓令 第5節第43条第2項 「登げんの敬礼は、らつぱ又は号笛をもつて「気を付け」を令し、総員がげん側又は上甲板に整列し、幹部自衛官及び准尉は挙手の敬礼を、曹長以下の自衛官は姿勢を正す敬礼を行なう。」
- ^ 海上自衛隊礼式規則 第4節第26条 「訓令第43条の規定により登げんの敬礼を行う場合は、敬礼を受ける自衛艦との最近接点の方位の約45度前から敬礼を始め最近接点の方位の約45度方向に遠ざかるときまで継続するものとする。ただし、距離、速力等によりその時機を適宜変更することができる。」
- 1 登檣礼とは
- 2 登檣礼の概要
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