田付賢一とは? わかりやすく解説

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田付賢一

田付賢一の俳句

いまごろになって恋する冬林檎
きなくさい風に無言のさるすべり
ごろんと林檎不発弾かもしれず
わが憎悪ついに許さず母を焼く
われに向く少女の銃や春真昼
三月十日もんじゃに落とす生玉子
大花野かけ足で来るヒットラー
平和とは白の風なり蕎麦の花
必要な嘘は透明雁渡し
戦さ知らぬままに育てよ菖蒲の日
折鶴がいっせいに翔ぶ春の闇
春の雨濡らしておりぬ絵馬の誤字
春宵や万葉仮名の雨になる
殺したき女ある夜の落ち椿
神の手にやがては返す鰯雲
終りなきテロの連鎖や神無月
背泳ぎの母がいそうな夏銀河
花冷えや平和憲法読み返す
逢うために母は銀河の駅に佇つ
週末は朝寝している冬林檎
闇汁の闇にキリストを隠す
雪をんな恋あきらめて鳥になる
 




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