有害コミック騒動
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有害コミック騒動(ゆうがいコミックそうどう)とは、特定の漫画作品をわいせつ・有害であるとして排除しようという運動と、そうした規制に対して反発する運動の対立によって生じた一連の騒動のことである。
注釈
- ^ 例えば米沢嘉博は「有害」コミック問題のおこりとして1990年6月の仏教系新宗教団体によるキャンペーンをとりあげている(米沢『戦後エロマンガ史』308頁)
- ^ 黒縁の黄色い楕円形に「成年コミック」及び「R-18」と表記されたマーク。最初にマークが適用されたのはこしばてつや『IKENAI! いんびテーション (3)』(1991年1月30日、講談社)[6]。
- ^ 修正が申し訳程度になっていたり、修正自体が無い物もある
- ^ 初出:『MEN'S CLUB』1966年8月号。新潮文庫の同名の短編集に収録(1986年 ISBN 978-4101171197)。
- ^ 宮崎が大量のアダルトビデオを所持していたとされる件に関して、漫画家のとり・みきは『月刊ニュータイプ1989年11月号』において、取材記者の手により雑誌の位置を動かす等の演出があった事を指摘している。
出典
- ^ a b c 矢島 正見, 山本 功 「有害コミック」規制運動の展開 犯罪社会学研究19 巻 (1994)
- ^ 衆議院会議録情報 第122回国会 本会議 第12号
- ^ 参議院会議録情報 第121回国会 本会議 第11号
- ^ 参議院会議録情報 第122回国会 本会議 第9号
- ^ 参議院会議録情報 第123回国会 本会議 第24号
- ^ a b c d e 稀見理都『エロマンガノゲンバ』年表
- ^ a b c 山本夜羽「日本でのマンガ表現規制略史(1938~2002)」 - ウェイバックマシン(2009年12月4日アーカイブ分)
- ^ 奥平康弘『青少年保護条例・公安条例』学陽書房 1981年 ISBN 9784313220072
- ^ “未成年の犯罪統計”. 2010年10月22日閲覧。
- ^ 我妻洋 『社会心理学入門(上)』講談社1987:103-104 ISBN 4061588060
- ^ 一般社団法人 日本映像倫理審査機構. “日映審(JMRC)の誕生まで(アーカイブ)”. 2009年11月8日閲覧。
- ^ “変態殺人鬼と呼ばれた希代のモンスター、宮崎勤! マスコミの恣意的なアノ演出とは?”. エキサイトニュース (2014年9月8日). 2018年4月9日閲覧。
- ^ 1990年9月4日、朝日新聞・社説『貧しい漫画が多すぎる』
- 1 有害コミック騒動とは
- 2 有害コミック騒動の概要
- 3 主な出来事
- 4 影響
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