想像上の友達とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 想像上の友達の意味・解説 

イマジナリーフレンド

(想像上の友達 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/13 17:24 UTC 版)

イマジナリーフレンド: imaginary friend)とは、心理学精神医学における現象名の1つである。学術的にはイマジナリーコンパニオン(IC)という名称が用いられる。「想像上の仲間」や「空想の遊び友達」などと訳されることは多いが定訳はない[1]。インターネット上ではIFと略されることもある。


注釈

  1. ^ 「エア友達」として登場する。
  2. ^ Personified Objectに該当する。
  3. ^ ナレーションがストーリーに介入する場合に「(ぐんまちゃんの)イマジナリーフレンド」を自称してぐんまちゃんの前に現れる。

出典

  1. ^ 松崎朝樹 『精神診療プラチナマニュアル第2版』 メディカル・サイエンス・インターナショナル,2020.
  2. ^ 井上勝夫 『イマジナリーコンパニオン』 精神科治療学 34, 38-40, 2019.
  3. ^ 柴山雅俊 『解離性障害 「後ろに誰かいる」の精神病理』 ちくま新書,2007.
  4. ^ a b c 犬塚峰子・佐藤至子・和田香誉 『想像上の仲間に関する調査研究』 児童青年精神医学とその近接領域 32, 32–48, 1991.
  5. ^ a b c 森口佑介 『空想の友達 子どもの特徴と生成メカニズム』 心理学評論 57(4), 529-539, 2014.
  6. ^ 犬塚峰子・佐藤至子・和田香誉 『想像上の仲間 文献の展望』 精神科治療学 5(11), 1013-1015, 1990.
  7. ^ 大矢大 『想像上の仲間imaginary companionという現象 解離性同一性障害における交代人格との異同』 思春期青年期精神医学 18(1), 63-81, 2008.
  8. ^ 澤たか子・大饗広之・阿比留烈・古橋忠晃 『青年期にみられるImaginary Companionについて』 精神神経学雑誌 104(3), 210-220, 2002.
  9. ^ 大饗広之・浅野久木 『解離と Imaginary Companion 成人例について』 精神科治療学 22(3), 275-280, 2007.
  10. ^ 澤たか子 『「正常」から「異常」へ越境するimaginary companion』 精神科治療学 27(4), 467-473, 2012.
  11. ^ くじらのホセフィーナ|作品紹介 株式会社 葦プロダクション - 2019年6月12日閲覧。


「イマジナリーフレンド」の続きの解説一覧



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「想像上の友達」の関連用語

想像上の友達のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



想像上の友達のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのイマジナリーフレンド (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS