大野まりな
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大野 まりな(おおの まりな、1972年4月5日[4] - )は、日本の女性声優、元歌手、音響監督。Honey Rush所属。2020年より「まりな りな」に改名して、2022年12月9日に旧芸名の「大野 まりな」に戻した[5]。青二プロダクション、TABプロダクション、アトリエピーチ[注 1]に所属していた。
注釈
- ^ 2009年から2019年までアトリエピーチ顧問。
- ^ 数多くのトロフィーやエレクトリックピアノといった賞品を獲得しており[12]、そのような話題性から富士通と学生援護会の支援でデビューする予定だった[11]。
- ^ 堀越学園への転校・入寮が前提であったため多額の費用がかかった。結局、ribbonは同乙女塾の永作博美、松野有里巳と佐藤愛子で結成された。
- ^ スコラのみ片山裕美名義。野村はフィルム百本以上を消費して写真集ができるほどの量を撮影したが、英知出版との契約で麻生名義での活動が決まっていたため、お蔵入りとなった[16]。
- ^ 当時、同じヌードアイドルとしては三浦綺音・角松かのりや千葉千恵巳などがいた。角松(柚木涼香)・千葉は同様に声優活動を行っている。また、当時第一線のアイドルだった宍戸留美は、自身もヌードグラビアを要求されたことをきっかけに事務所を止め、独立してインディーズアイドルとなった。ただし宍戸がヌードアイドルにならなかった理由は体型上の問題である[21]。宍戸も後に声優になっている。
- ^ 当時の事務所はサンミュージック系列だったが[24]、所属した部門が芝居重視で、歌手活動が行える可能性はほとんどなかった[25]。
- ^ 『声優グランプリCD vol.1』所収の"Hang in there!"。
- ^ その際は自身と名前が似ていたこと、小生意気な王女で立ち絵も「上から目線の雰囲気」だったことで、役に入りやすかったという[32]。
- ^ そもそも大野は改名後もヌードグラビアを提供しており、別に隠していた訳ではなかったが、週刊宝石他、東京スポーツなどで大きく取り扱われたため降板せざるを得なくなった。
- ^ 演技だけでなく、自己アピールやCM、ゲストとの会話術など、ラジオを1本作れるような内容の特別講義も行っている[44]
- ^ 声優としては「応える」プラス「挑戦」。ほんとにどの現場どの作品でもものすごく緊張するんです。いつも初心者状態?もちろんお仕事は楽しいんだけど、どうなんだろうか応えられてるだろうか?という問いが常にありますね。歌い手としては「楽しめる」プラス「(自分を)解放できる」。実は楽しくて仕方ないんです。『大野まりな』というのは一緒。ただしどちらかだけじゃダメかもしれない。切り替えができて常に緊張感を保てているかな。あたしはすべてが楽しいだけじゃ、ダメだと思うんです[58]。
- ^ 当時はまだジュニア所属であったが、留美には18禁シーンが無かったため事務所が引き受けた。
- ^ メーカー(カクテル・ソフト)が彼女がかつて演じた留美を気に入っての起用で、昔の留美の声を活かそうと留美の娘役も当ててもらい、とても嬉しかったという。
- ^ えまりの芸名は「まりな」から取ったもの
- ^ 大野側の許可を取らずに勝手に制作販売されたもので、内容も他のモデルと合わせて静止画と写真集撮影時の様子を編集したものに過ぎない[38]。
ユニットメンバー
出典
- ^ 『VirtualIDOL 1997年2月号』 徳間書店インターメディア 1997年2月1日 p.81
- ^ a b c “大野まりな”. アトリエピーチ. 2013年10月21日閲覧。
- ^ a b c ショッカーO野の秘密基地へようこそ!! 第38回 11分50秒の辺り
- ^ 『日本音声製作者名鑑2007』、156頁、小学館、2007年、ISBN 978-4095263021
- ^ 大野まりな(まりなりな)の2022年12月9日のツイート、2022年12月20日閲覧。
- ^ 「麻生ひろみのこどもじゃないもん vol.7」 『BOYES No.13』 英知出版 1993年12月20日
- ^ a b 『まりなりなぁV3!〜precious stories〜』ライナーノーツ
- ^ 『デラべっぴん 1993年7月号 vol.92』 英知出版 1993年7月1日 pp.64-68
- ^ 『声優グランプリ vol.4』主婦の友社 p.109
- ^ 『すッぴん 1990年12月号』 英知出版 1990年12月1日 pp.107-110
- ^ a b 『アクションカメラ No.100』 ワニマガジン 1990年4月1日 p.28
- ^ a b 『Beppin School 1993年10月号』 英知出版 1993年10月1日 pp.68-69
- ^ 『お宝ガールズ 1998年7月号』 コアマガジン 1998年7月1日 p.20
- ^ 「アケミとマリカのがっちゅみりみり放送局 第55回」35:00辺り
- ^ 宝泉薫 『アイドルが脱いだ理由(わけ)』 pp.8-17
- ^ 『スコラ No.276 1993年2月25日号』[要ページ番号]
- ^ a b 「アケミとマリカのがっちゅみりみり放送局 第55回」37:00辺り
- ^ a b 「麻生ひろみ改め、大野まりな」 『投稿写真 1994年6月号』 サン出版 1994年6月1日 p.33
- ^ 「典型的というか、古典的というか、とにかく、大野まりなはアイドル以外の何者でもない。ヌードル以前は、フツーのアイドルだった、そんな雰囲気がある。彼女は明るい。陽気である。質問をしなくても、一人で色んなことを笑顔を交えて喋る。その時の立ち振る舞い気の配り方、「アイドル」という単語から想像しうる全ての要素を持っている。ヌードにならない、いわゆる一般のアイドル達が忘れかかけている”アイドルのアイドル性”を大野まりなはヌードルという立場において実行しているのだ。」[18]。
- ^ a b 「DB's IDOL TALKING CLUB」 『デラべっぴん 1994年2月号 vol.99』 英知出版 1994年12月1日 pp.107-109
- ^ 宍戸留美ヌード要求され…アイドル辞めた理由明かす - 芸能 : 日刊スポーツ
- ^ 『アニメ声優―輝く「人」たちの魅力的な「仕事」が全部わかる』 pp.96
- ^ a b c 「麻生ひろみのこどもじゃないもん vol.5」 『BOYES No.11』 英知出版 1993年10月20日 pp.41-43
- ^ a b 『Beppin School 1993年7月号』 英知出版 1993年7月1日 pp.92-93
- ^ 「アケミとマリカのがっちゅみりみり放送局 第55回」32:00辺り
- ^ a b c 「アケミとマリカのがっちゅみりみり放送局 第55回」 32:00辺り
- ^ 『アニメ声優―輝く「人」たちの魅力的な「仕事」が全部わかる』 pp.97
- ^ a b 『声優グランプリ vol.5』主婦の友社 1996年2月20日 pp.52-53
- ^ PC-FX MoeMoe -PhotoGraffy Vol.04 "Other Panfu"-
- ^ 『アニラジグランプリ vol.1』 p.34
- ^ 『アニラジグランプリ vol.5』 pp.130-133,169-170
- ^ a b c 『美少女ゲーム声優のお仕事』pp.86-89
- ^ 「大野まりなの当たってくだけろ!! 第二回 タカラ編」『グランプリJr.CHU vol.2』 pp.92-93
- ^ a b 『コンプティーク 1998年1月号』角川書店 1998年1月1日 p.127
- ^ 『声優グランプリ vol.11』主婦の友社 1996年6月1日 pp.53-61
- ^ 「アケミとマリカのがっちゅみりみり放送局 第55回」 11m25s-13m45s.
- ^ a b 『週刊宝石』 1999年9月23日号 vol.19 No.35 pp.18-19
- ^ a b 『PENTHOUSE Japan 59号 1999年11月号』 ぶんか社 1999年11月 pp.34-35
- ^ 「原点回帰 大野まりな 美少女ゲームデビュー記念企画!!グラビア&インタビュー」『P-mate』 pp.140-141
- ^ 妹でいこう!-麻由夏と冬乃の夏休み- - CANDYPOP
- ^ 井手口彰典「欲望するコミュニティ──萌えソング試論」 『比較日本文化研究 10』 (2006)[要ページ番号]
- ^ 「18禁声優ナイショの座談会」『アニメーショングランプリ vol.1 』 pp.65-68
- ^ 桃塾紹介 | 桃塾 - アトリエピーチの美少女ゲーム声優養成講座
- ^ 『美少女ゲーム声優のお仕事2』pp.100-101
- ^ 二代目「リカちゃん電話」声優の大野まりな引退へ | Narinari.com
- ^ まりなりな [@maririna_honey] (2020年1月1日). "昨年12月31日大野まりなとして引退し綺麗な星になるつもりが、本日1月1日見事に一発でひなに「ふざけるなよぉ!」と叩き落とされました。". X(旧Twitter)より2021年5月13日閲覧。
- ^ [1]
- ^ [2]
- ^ 『デラべっぴん 1994年7月号 Vol.104』 英知出版 1994年7月1日 p.33
- ^ 「ツインテールにし始めたのは、確か27歳の頃かなー。まだ青二プロダクションにいた頃です♪ 」大野まりな Twitter @hamievhk 5:59 AM - 12 Mar 2016
- ^ 「毎日ツインテールだよ♪ 」大野まりな Twitter @hamievhk 7:48 PM - 1 Feb 2016
- ^ 「今日はツインテールの日♪大野まりなの日です(笑)」大野まりな Twitter @hamievhk 5:19 PM - 1 Feb 2016
- ^ 「何がなんでもツインテールで頑張っていきますー♪ 」大野まりな Twitter @hamievhk 8:14 AM - 27 Feb 2016
- ^ 「ここまで来たらずっとツインテールで爆進していきます(笑) 」大野まりな Twitter @hamievhk 7:49 PM - 1 Feb 2016
- ^ a b 「麻生ひろみのこどもじゃないもん vol.2」 『BOYES No.8』 英知出版 1993年7月20日 pp.41-44
- ^ 『アニメ声優―輝く「人」たちの魅力的な「仕事」が全部わかる』 pp.88-90
- ^ 3代目ポコちゃんがやって来た~♪ - みんなでいっしょに♪まりなりなぁ!
- ^ 【MAKER'S VOICE】大野まりなが行く!?Go!Marinarinaa!! CANDYPOP発わが子かわいさコラム??第5回 | アキバ系.com
- ^ 『アニメ声優―輝く「人」たちの魅力的な「仕事」が全部わかる』 pp.86-87
- ^ 『アニメ声優―輝く「人」たちの魅力的な「仕事」が全部わかる』 pp.91
- ^ 『マル勝PCエンジン 1989年6月号』 pp72-75
- ^ 高橋名人と24年振りの再会だったよ~♪ - みんなでいっしょに♪まりなりなぁ!
大野まりなさんと食事会|高橋名人オフィシャルブログ「16連射のつぶやき」
4-1「ゲストさん、いらっしゃ~い!声優の大野まりなさん」|ファミコン名人への道(笑) - ^ F&C公式ブログ 『Piaキャロ 20th ANNIVERSARY PACK』大野まりなさんインタビュー! ※fc2 blacklistにより、参照の際はURLの"fc_2"を"fc2"に変換のこと。
- ^ 『ファーストKiss☆物語 Official Memorial Book 1st Album』 毎日コミュニケーションズ 1998年12月15日 pp.78-81
- ^ 『すっぴん 1990年12月号 vol.53』 英知出版 1990年12月1日 pp.107-110
- ^ 佐々木潤 『レジェンドパソコンゲーム80年代記』 総合科学出版 2015年1月9日 pp.145-146
- ^ “地球防衛企業ダイ・ガード”. メディア芸術データベース. 2016年11月27日閲覧。
- ^ “STAFF&CAST”. エイケン. 2016年6月27日閲覧。
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- ^ はらかつ!3〜子作りビジネス廃業の危機?!〜 character_c
- ^ “その他キャラクター”. 悪魔聖女. 2019年10月25日閲覧。
- ^ “製品情報&特典情報”. D.C.4 Plus Harmony ~ダ・カーポ4~ プラスハーモニー. CIRCUS. 2021年6月4日閲覧。
- ^ 大野まりな (まりな りな)の2022年7月29日のツイート、2022年12月20日閲覧。
- ^ “登場人物紹介”. 水月 ~すいげつ~ Grand Package. 2022年12月20日閲覧。
- ^ RCC スペシャルゲストの紹介(2001年5月23日時点のアーカイブ)
- ^ 人気キャラの生声に次長課長もん絶!? 声優8人が業界裏話を暴露 | テレビ・芸能ニュースならザテレビジョン
- ^ AnimeFan News:情報>Mac&Win CD-ROM「ホ゛イスク゛ラフィー(仮)」
- ^ まりな りなの2021年4月29日のツイート、2021年6月7日閲覧。
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