収斂基準
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/26 01:00 UTC 版)
収斂基準(しゅうれんきじゅん、convergence criteria)とは、欧州連合の機能に関する条約第140条第1項において規定されている4項目からなる要件。マーストリヒト基準 (Maastricht criteria) ともいう。欧州連合加盟国は経済通貨統合の第3段階であるユーロの導入にあたって、これらの基準を満たさなければならない。この基準を導入するにあたって、条約案の採択の時点ですべての加盟国が基準を満たしていたわけではなかったために、どれだけ厳密にこの基準が解釈されるべきかということがとくに議論された。
- ^ “Kovergenzbericht (März 1998)” (ドイツ語 / 他言語版あり). 欧州中央銀行. 2009年3月31日閲覧。
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