医療費亡国論
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医療費亡国論(いりょうひぼうこくろん)とは、日本で当時の厚生省保険局長吉村仁が1983年(昭和58年)1月31日の全国保険・年金課長会議において発表した「医療費増大は国を滅ぼす」という論のことである。吉村は同会議で「医療保険制度をいま改革しなくては、必ず崩壊する」と発表した[1]。
- ^ 「昭和58年(1983)●保険局長の医療費抑制発言に抗議」『日本医師会 戦後五十年のあゆみ』(PDF)日本医師会、172頁 。2009年10月4日閲覧。
- ^ “年表:医療・福祉制度の歴史 ◆19820723”. 立命館大学グローバルCOEプログラム「生存学」創成拠点. 2009年10月7日閲覧。
- ^ 森本紀彦(松江市医師会副会長)「特別寄稿 医療費亡国論」(PDF)『広島県医師会速報』、広島県医師会、2008年3月25日、18頁、2009年10月4日閲覧。
- ^ “吉村仁(よしむら ひとし、1930.9.27-1986.10.23)◇「医療費亡国論」は本当か(その1)”. 立命館大学グローバルCOEプログラム「生存学」創成拠点. 2009年9月29日閲覧。
- ^ 厚生労働白書 平成23年版 (Report). 厚生労働省. (2011). p. 59 .
- 1 医療費亡国論とは
- 2 医療費亡国論の概要
- 3 脚注
- 4 外部リンク
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