化学品の分類および表示に関する世界調和システム
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化学品の分類および表示に関する世界調和システム(かがくひんのぶんるいおよびひょうじにかんするせかいちょうわシステム、英: Globally Harmonized System of Classification and Labelling of Chemicals; GHS)は、国際連合が制定する、化学品(物質および混合物)の危険有害性(hazard)の分類基準と表示方法(ラベルとSDS)を定めた制度である。ここで、「ラベル」とは、必ずしも、パッケージや容器に貼り付けるものを意味しているわけではなく、あらかじめパッケージや容器に印刷されているものも含まれている。英語のLabelの意味である。
注釈
- ^ GHS序文から。
出典
- ^ GHS第4版 GHS関係省庁連絡会議翻訳 1.1.3.1.1
- ^ “化管法SDS制度(METI/経済産業省)”. www.meti.go.jp. 2018年8月2日閲覧。
- ^ 経済産業省 「政府向けGHS分類ガイダンス(平成22年度改定版)」
- ^ 国際連合 著、関係省庁連絡会議 訳『化学品の分類および表示に関する世界調和システム(GHS)』(PDF)(第6版)国際連合、2015年、41-110頁 。
- ^ a b GHS関係省庁連絡会議3版の翻訳では explosivesの訳語として「火薬類」が当てられていたが、GHS4版では爆発物に改められた。
- ^ 国際連合 著、関係省庁連絡会議 訳『化学品の分類および表示に関する世界調和システム(GHS)』(PDF)(第6版)国際連合、2015年、111-214頁 。
- ^ 環境省 保健・化学物質対策 - GHS 「GHSって何?」 閲覧2012-9-10
- ^ 経済産業省・化学物質管理 「第3.1章 急性毒性」 閲覧2012-9-10
- ^ 国際連合 著、関係省庁連絡会議 訳『化学品の分類および表示に関する世界調和システム(GHS)』(PDF)(第6版)国際連合、2015年、215-242頁 。
- ^ 環境省 保健・化学物質対策 - GHS 「パンフレット」 閲覧2012-9-10
- 1 化学品の分類および表示に関する世界調和システムとは
- 2 化学品の分類および表示に関する世界調和システムの概要
- 3 物理化学的危険性クラス
- 4 健康に対する有害性クラス
- 5 環境に対する有害性クラス
- 6 日本におけるGHS
- 7 歴史
- 8 脚注
- 化学品の分類および表示に関する世界調和システムのページへのリンク