光田、渋沢に相談
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/05 06:58 UTC 版)
光田健輔は三上を連れて、実業家渋沢栄一に相談にいった。ボーリングの話を聞いて賛成したが、その後内務省との話になり、政府直営のらい療養所・国立療養所栗生楽泉園を作るという話になった。渋沢は三上に「せっかく今まで営々と苦心して築きあげたものを政府にとられて惜しいと思わないか」と聞いたが、三上は「政府がやって下さらないから私のような無力のものがてをつけては、及ばぬ努力をしたのでございます。政府が引き受けて下さると安心して私は退きます」と答えた。
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