佐伯敏子 (写真家)とは? わかりやすく解説

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佐伯敏子 (写真家)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/21 07:03 UTC 版)

佐伯 敏子
国籍 日本
生年月日 1906年3月12日
没年月日 1984年10月11日
出身地 熊本県熊本市
言語 日本語
最終学歴 私立女子英学塾
グループ名 日本鳥類保護連盟
日本野鳥の会
使用カメラ アサヒフレックス[1]アサヒペンタックス[1]マミヤシックス[1]
活動時期 1958年頃 -
作品 『庭にくる鳥 - 佐伯敏子写真集』
『庭に来る鳥 その後 佐伯敏子写真集』
『庭に来る鳥 III』
他の活動 歌人
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佐伯 敏子
ペンネーム 梅村 敏子
誕生 梅村 敏子
言語 日本語
ジャンル 短歌
配偶者 佐伯梅友
子供 息子2人、娘2人
所属 アララギ短歌会
ウィキポータル 文学
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佐伯 敏子(さえき としこ、1906年[2]明治39年〉3月12日[3] - 1984年(昭和59年)10月11日[4])は、日本写真家歌人熊本県熊本市出身[5]、私立女子英学塾(後の津田塾大学)卒業[2]。旧姓は梅村[5]

1927年(昭和2年)から1931年(昭和6年)まで桜蔭高等女学校(後の桜蔭学園)の教員を務めた後、1947年(昭和22年)、英語教室「津田英語会」創立共に、同会の講師となった[5]。私生活では1928年(昭和3年)に結婚し、二男二女をもうけた[5]1942年(昭和17年)に東京都世田谷区に移住した[5]

1950年代頃より、世田谷の自宅を訪れる野鳥を寄せ親しみ、主婦としての家事の合間を縫って観察を続けた[6][7]1955年昭和30年)に日本野鳥の会に入会した[8]1958年(昭和33年)頃より、子供のカメラを用いて写真撮影を始め、後に自分のカメラを調達して、ツグミオナガキジバトなどの撮影を続けた[7]

1962年(昭和37年)に日本鳥類保護連盟より、野鳥の愛護に対して褒状を受けた[5]。同1962年、日本鳥類保護連盟、日本自然保護協会に入会した[5]。歌人としては旧姓の「梅村敏子」の筆名でアララギ短歌会に所属し[9]短歌雑誌『アララギ』に短歌を寄稿した[1]

写真集および歌集として、1962年(昭和37年)に『庭にくる鳥 - 佐伯敏子写真集』を刊行し、1966年(昭和41年)に第2集、1976年(昭和51年)には第3集を刊行した[8]

脚注

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  1. ^ a b c d 佐伯敏子 『庭に来る鳥 佐伯敏子写真集』佐伯古文研究所、1962年4月15日、64頁。 NCID BA86651447 
  2. ^ a b 佐伯敏子他 『庭にくる鳥』〈自然科学シリーズ〉小峰書店、1975年11月15日、84頁。 NCID BN11193896 
  3. ^ 佐伯敏子 『庭に来る鳥 III』佐伯古文研究所、1976年5月6日、85頁。 NCID BN0420259X 
  4. ^ 「アララギ」第77巻第12号、1984年12月1日、167頁。
  5. ^ a b c d e f g 佐伯 1976, 奥付
  6. ^ 佐伯他 1975, p. 84.
  7. ^ a b 佐伯敏子「東京の自宅で野鳥を撮る」『自然と文化』第4号、日本ナショナルトラスト、1971年1月1日、 46-47頁、 NCID AN10050793
  8. ^ a b 『年刊人物情報事典 '83』 3巻、日外アソシエーツ、1983年7月20日、237頁。ISBN 978-4-8169-0262-8 
  9. ^ 佐伯 1962, 奥付

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