伊藤雄之助とは? わかりやすく解説

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伊藤雄之助

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/29 13:27 UTC 版)

伊藤 雄之助(いとう ゆうのすけ、本名:伊藤 嘉朗(いとう よしろう)、1919年8月3日 - 1980年3月11日)は、日本俳優。「ゆうのすけ」は雄之助・雄之弼・侑之助でクレジットされている映画もある。


  1. ^ 相手役が蓑助の時は「一興行25日のあいだ、ただの一回も舞台で私のセリフを受けてくれなかったのです。彼は観客に聞こえないような小声で、ただ「大根、大根」というだけなんです。私は棒立ちになって、無様な姿を舞台にさらすのみ」「蓑助氏は、私につらくあたること自体(結局は本人の為になる『いわば愛の鞭だ』)と言った事を他人から耳にした、(中略)いくら「愛の鞭」だと言っても、鞭をあてられるほうだって理解は出来る。それが愛情によるものか、憎しみによるものか、またホンの慰みのつもりなのか。わからないはずはないのです。おそらく、俊才の名が高い同氏にしてみれば、同じ歌舞伎一門の中から私のような鈍才が生まれたのが、目障りでもあり、腹立たしくもあったのではないでしょうか。」(伊藤雄之助著/大根役者・初代文句いうの助38〜40頁より)
  2. ^ 『大根役者・初代文句いうの助』
  3. ^ 『演劇界』(27) 8月、日本演劇社、1969年7月、131頁。 
  4. ^ 大笹吉雄『新日本演劇史 4 大学紛争篇 1967〜1970』中央公論新社、2010年2月、555頁。ISBN 9784124001655 
  5. ^ a b c 『六月中村錦之助特別公演パンフレット』歌舞伎座、1972年6月2日、41頁。 
  6. ^ a b 高橋磌一『国民の歴史18 開国』文英堂、1970年1月1日、37頁。ASIN B000J9HT56 
  7. ^ 『六月中村錦之助特別公演パンフレット』歌舞伎座、1972年6月2日、34頁。 
  8. ^ 野村正昭「ニッポン個性派時代26 梅津栄」『キネマ旬報』No.746 10月下旬号、株式会社キネマ旬報社、10-15、114-115頁。 
  9. ^ 朝日書院刊、ASIN B000JA5KMO
  10. ^ 浄土宗 東日山 西光寺(東京都墨田区)小史
  11. ^ テレビドラマ 日本の日蝕 - NHK名作選(動画・静止画) NHKアーカイブス
  12. ^ 同作のテレシネ収録された原版フィルムはNHK大阪に保存されてあり、1983年の『テレビ三十周年特別番組』(NHK教育)で『マンモスタワー』などと共に放映された。
  13. ^ 自由への証言 - NHK名作選(動画・静止画) NHKアーカイブス
  1. ^ のちの八代目坂東三津五郎。女優、池上季実子の祖父にあたる
  2. ^ 歌舞伎座「中村錦之助公演」1969年6月9日


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