中悦子とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 人名 > 現代俳句人名事典 > 中悦子の意味・解説 

中悦子

中悦子の俳句

うなさかへ香水一滴二滴かな
さくらさくら生きて死ぬそれだけのこと
たましいにかたちのあれば水芭蕉
たましいの漂うに似てひまわりは
たましいやみんな螢に還るとき
ふる里に西瓜を冷やすだけの井戸
ジョーカーの捨て時逸す夜長かな
ブラックホールへ吸われ行く花見客
万の眼がいっせいに開く原爆忌
体内にくらき部屋あり女正月
何をもて罪と言いしか曼珠沙華
八月の遺書書くように俳句書く
冥王星消えセイタカアワダチソウ
冬の川原風景を死者流れ
冬眠に少し間のありスニーカー
夏逝けり賢者の石のあり処
寒の水掬うたび指熱くなる
春遅々と先の詰まりし醤油差し
暗がりにじゃがいもの芽の増殖中
森深く蝶の乱舞と出合いけり
欠伸して雪解雫となりにけり
潮騒のたまるうらなり南瓜かな
生き過ぎた母たち泣かす沖縄忌
立春大吉甘納豆の大粒に
素通しのエレベーター行けり冬銀河
自死という選択もあり青樹海
蟻の列海割れる日を待ちており
逝くときは寒紅一本あればよし
陽炎を溺れどの手を掴もうか
 



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「中悦子」の関連用語

中悦子のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



中悦子のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
現代俳句協会現代俳句協会
Copyright(C) 現代俳句協会

©2024 GRAS Group, Inc.RSS