ヴォルフ, フーゴ:ロンド・カプリッチョーソ 変ロ長調
英語表記/番号 | 出版情報 | |
---|---|---|
ヴォルフ, フーゴ:ロンド・カプリッチョーソ 変ロ長調 | Rondo capriccioso Op.15 | 作曲年: 1876年 出版年: 1940年 初版出版地/出版社: Leipzig, Vienna |
メンデルスゾーン:ロンド・カプリッチョーソ ホ長調
英語表記/番号 | 出版情報 | |
---|---|---|
メンデルスゾーン:ロンド・カプリッチョーソ ホ長調 | Rondo capriccioso E-Dur Op.14 U 67 | 作曲年: 1824年 出版年: 1827年 初版出版地/出版社: Mechetti |
作品解説
メンデルスゾーンの作品の中でも広く親しまれている曲の一つ。演奏の難易度はそれほど高くはないが、細部において、洗練された技巧が要求される。
メンデルスゾーンは、10代のうちからオーケストラ作品などの、本格的な作曲をしており、この作品でも、和声法と対位法を効果的に用いて、独創的な形式構造をみせている。
序が長調、主要部が短調という調性の配置はメンデルスゾーンのその後の作品にも多くみられる。
メンデルスゾーンが15歳の頃の作品と考えられていたが、実際には、21歳の時の作品である。この曲はもともと、1828年、メンデルスゾーンがパリで出会った初恋の女性、デルフィン・フォン・シャウロス(ピアニスト)のために《ホ短調のエチュード》としてかかれたものである。そしてその《ホ短調のエチュード》に1830年、これにホ長調の導入部(Andante)を書き加えたものがこの《ロンド・カプリチョーソ》である。
- ロンド・カプリッチョーソのページへのリンク