ヨーヨー問題とは? わかりやすく解説

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ヨーヨー問題

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/29 05:33 UTC 版)

ソフトウェア開発におけるヨーヨー問題アンチパターンとは、プログラムを読んで内容を理解しようとしたときに、継承関係が深すぎる・複雑すぎるなどの理由で、たくさんのクラスを行ったり来たりしないと処理フローが追えない状況のことである。この問題はオブジェクト指向プログラミングでよく発生する。「ヨーヨー問題」という名前は、プログラマが注目している場所がヨーヨーの動きのように上下することから来ている。Taenzer, Ganti, Podarらは、この問題を特に取り上げて、「メッセージツリーの内容を理解しようとする際、ヨーヨーの上に乗っているかのような感じがすることがよくある」と説明している[1]


  1. ^ Taenzer, David (1989年). “Problems in Object-Oriented Software Reuse (PDF)”. ECOOP 89: Proceedings of the Third European Conference on Object-Oriented Programming, 1989. Cambridge University Press. pp. 33-34. 2019年5月2日閲覧。


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