モリヤ (神智学)とは? わかりやすく解説

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モリヤ (神智学)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/22 00:05 UTC 版)

モリヤ(Morya)は、近代神智学の教義で霊的指導者マハトマの一人である[1]神智学協会の創始者のひとりヘレナ・P・ブラヴァツキーが、1850年あるいは1851年にロンドンのハイド・パークで出会った「チベットの叡智(智慧)」をもつパンジャーブあるいはネパールラージプートクシャトリヤ)のインド人であるとされる[2]。1850年代から一貫してブラヴァツキーの後楯とされてきた[2]。「モリヤ」は、ブッダの時代の文書にある名前であるが、同一人物であるか明言されておらず、正体が伏せられた理由はわからない[2]。Master MやEl Morya(エル・モリヤ)、El Morya Khan(エル・モリヤ・カーン)とも呼ばれる。日本語では「モリア」とも表記される。モリヤによるとされる手紙などが多数残されているが、その実体は不明である[2]


  1. ^ 『現代オカルトの根源 - 霊性進化論の光と闇』大田俊寛〈ちくま新書〉、2013年
  2. ^ a b c d e f g h 杉田 2015.
  3. ^ Bailey, Alice A, A Treatise on Cosmic Fire (Section Three - Division A - Certain Basic Statements), 1932, Lucis Trust. 1925, p 1237


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