ミルウォーキー鉄道
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/06 06:41 UTC 版)
ミルウォーキー鉄道(ミルウォーキーてつどう、Chicago, Milwaukee, St. Paul and Pacific Railroad、略称CMSP&P RR)はかつてのアメリカの一級鉄道の一つ。シカゴ・ミルウォーキー・セント・ポール・アンド・パシフィック鉄道が正式名称であるが、ミルウォーキー・ロードとも呼ばれる。日本語ではミルウォーキー鉄道と通称される。
- ^ ただし、朝倉希一の『技術随筆 汽車の今昔』p.116によると「運転時間は20%短縮でき、使用した電力も20~25%は電気ブレーキで回収でき、変電所や架線検査などを入れても人手を減らしている、1917年(電化後)は1915年(電化前)より輸送量が増加した。」といわれたが、運転費そのものは蒸気機関車時代の方が経済的で、このことをミルウォーキー鉄道のシアトル支店長に聞いたところ「電化のメリットは石炭代と電力費の比較だけではなく乗客増加につながることもある」とビュート・アナコンダ鉄道(モンタナ州の別の鉄道)を例に挙げて説明されたが、ここにそれが適応できるのか朝倉自身は疑問だったという。
- ^ なお、これを視察した朝倉希一によると当時(1921年)の「この線の旅客列車は片道2本づつ、貨物列車も若干。」と列車本数が少ないのでこれでも運航は可能であった。
- 1 ミルウォーキー鉄道とは
- 2 ミルウォーキー鉄道の概要
- 3 参考文献
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