マネー・キャント・バイとは? わかりやすく解説

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マネー・キャント・バイ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/25 03:14 UTC 版)

『マネー・キャント・バイ』(Money Can't Buy)は、カイリー・ミノーグの9枚目のスタジオ・アルバム『ボディ・ランゲージ』(2003年)のプロモーションの為に2003年11月15日ロンドンハマースミス・アポロで行われた75分に渡る一夜限りのコンサート。タイトルはこのライヴのチケットが一般販売されず、招待客と当選した応募者のみ参加出来た事に由来している。コンサートにかかった費用は1万ポンドを超えた。ウィリアム・ベーカーとアラン・マクドナルドが主にクリエイティブとアート・ディレクションを担当し、マイケル・ルーニーとスティーヴ・アンダーソンはそれぞれ振り付けと音楽面のアレンジを担当した。

ミノーグは主に『ボディ・ランゲージ』からの曲を披露したが、過去のシングル曲もセットリストに含まれている。コンサートはAOLで中継され、数日後にITV1ネットワーク・テンで放送された。コンサートの模様は2004年7月12日に『ボディ・ランゲージ・ライヴ』としてDVD化された。

放送とライブレコーディング

ボディ・ランゲージ・ライヴ
カイリー・ミノーグライブ・ビデオ
リリース
録音 2003年11月15日ハマースミス・アポロ・ロンドン)
時間
レーベル パーロフォン
カイリー・ミノーグ 映像作品 年表
グレイテスト・ヒッツ 87-97
(2003年)
ボディ・ランゲージ・ライヴ
(2004年)
アーティスト・コレクション
(2004年)
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ショウは2003年11月15日にAOLで生中継された。11月22日にはイギリスのITV1で放送された[1]。オーストラリアでは11月24日にネットワーク・テンで放映された[2]

コンサートは撮影され、『ボディ・ランゲージ・ライヴ』として2004年7月12日にイギリスでDVDとして発売された[3]。米国では9月7日にDVDが発売された[4]。本編に加えてDVDには舞台裏映像、『スロウ』『レッド・ブラッディッド・ウーマン』『チョコレート』のミュージック・ビデオ、壁紙とピクチャー・ギャラリーも収録されている[3]

オーストラリアでは『ボディ・ランゲージ・ライヴ』は15,000枚の出荷でオーストラリアレコード産業協会からプラチナ認定されている[5]。イギリスでは2005年3月の時点で25,000枚を出荷し英国レコード産業協会からゴールド認定された[6]。ドイツのチャートでは64位に登場した[7]

収録曲

#タイトル作詞作曲・編曲
1.「スティル・スタンディング」  
2.「レッド・ブラッディッド・ウーマン」  
3.「オン・ア・ナイト・ライク・ディス」  
4.「ブリーズ / ジュテーム」  
5.「アフター・ダーク」  
6.「チョコレート」  
7.「熱く胸を焦がして」  
8.「スロウ」  
9.「オブセッション」  
10.「イン・ユア・アイズ」  
11.「シークレット (テイク・ユー・ホーム)」  
12.「スピニング・アラウンド」  
13.「ラヴ・アット・ファースト・サイト」  
14.「舞台裏映像: ボディ・ランゲージ・ライヴ・ドキュメンタリー」  
15.「スロウ」(プロモ・ビデオ)  
16.「レッド・ブラッディッド・ウーマン」(プロモ・ビデオ)  
17.「チョコレート」(プロモ・ビデオ)  
18.「フォト・ギャラリー」  

認定

国/地域 認定 認定/売上数
オーストラリア (ARIA)[5] Platinum 15,000^
イギリス (BPI)[6] Gold 25,000^

^ 認定のみに基づく出荷枚数

セットリスト

参照:[8]
アクト1: パリス・バイ・ナイト

  1. スティル・スタンディング
  2. レッド・ブラッディッド・ウーマン
  3. オン・ア・ナイト・ライク・ディス (「雨に唄えば」を含む)

アクト2: バルデッロ

  1. ブリーズ / ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ
  2. アフター・ダーク
  3. チョコレート

アクト3: エレクトロ

  1. 熱く胸を焦がして
  2. スロウ
  3. オブセッション
  4. イン・ユア・アイズ

アクト4: オン・ヤ・バイク

  1. シークレット (テイク・ユー・ホーム)
  2. スピニング・アラウンド

アンコール

  1. ラヴ・アット・ファースト・サイト

脚注

  1. ^ Kylie Makes Live Return”. NME (2003年11月15日). 2018年4月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年7月4日閲覧。
  2. ^ Kylie Minogue Live at the Apollo”. The Sydney Morning Herald (2003年11月24日). 2018年4月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年7月4日閲覧。
  3. ^ a b Body Language Live”. Kylie.com. 2014年2月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年7月4日閲覧。
  4. ^ Caulfield, Keith (18 September 2004). “Billboard Picks – DVD – Kylie Minogue, Body Language Live”. Billboard 116 (38): 47. ISSN 0006-2510. https://books.google.com/books?id=IhMEAAAAMBAJ&q=kylie+minogue+body+language+live&pg=PA47 2014年7月3日閲覧。. 
  5. ^ a b "ARIA Charts – Accreditations – 2004 DVDs" (PDF). Australian Recording Industry Association. {{cite web}}: Cite webテンプレートでは|access-date=引数が必須です。 (説明)
  6. ^ a b "British video certifications – Kylie Minogue – Body Language Live". British Phonographic Industry. {{cite web}}: Cite webテンプレートでは|access-date=引数が必須です。 (説明)
  7. ^ Album – Kylie Minogue Body Language Live [DVD]” (ドイツ語). Charts.de. GfK. 2014年12月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年7月4日閲覧。
  8. ^ Kylie – Money Can't Buy”. Steve Anderson Productions. 2014年6月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年6月30日閲覧。



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