ボーダー病とは? わかりやすく解説

ボーダー病

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/19 09:30 UTC 版)

ボーダー病(ボーダーびょう、: border disease)は、ボーダー病ウイルス感染を原因とするヒツジヤギ感染症。ボーダー病ウイルスはフラビウイルス科ペスチウイルス属に属するRNAウイルスであり、多くの偶蹄類に感染する[1]。妊娠動物の感染により胎盤感染を引き起こす場合があり、時期により死流産、胎子の免疫寛容、内水頭症、関節弯曲症を引き起こす[1]。急性感染では発熱、まれに呼吸器症状、下痢を示す[1]


  1. ^ a b c 迫田義博「【特集:Positive Strand RNA Virusのウイルス学】 ペスチウイルス」『ウイルス』第61巻第2号、日本ウイルス学会、2011年、 229-248頁、 doi:10.2222/jsv.61.229ISSN 0042-6857NAID 10030578373
  2. ^ a b 豚コレラ清浄性確認検査で見出されたわが国初の羊のボーダー病ウイルス | 農研機構”. www.naro.go.jp. 2021年11月30日閲覧。


「ボーダー病」の続きの解説一覧




固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ボーダー病」の関連用語

ボーダー病のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ボーダー病のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのボーダー病 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS