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ホルムズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2011/12/29 10:53 UTC 版)
ホルムズ(Hormuz、オルムズ)はペルシャ湾で10世紀から17世紀に存在したホルムズ王国(en:Ormus)の港湾都市。語源はゾロアスター教の神アフラ・マズダである。ホラズム(中央アジア)とは全く異なる地名。オマーン湾からホルムズ海峡を望むとララク島、ホルムズ島、ケシム島がある。ペルシャ湾とインドや東アフリカを結ぶ交易の拠点で、マルコ・ポーロは東方見聞録(13世紀)で「香料、宝石、真珠、絹、織物、象牙などを取引するインド商人が集まっている」と述べている。ペルシャ湾からバグダード、さらにコンスタンチノープルや中央アジアへ品物を運んだのはジェノバ商人だが、14世紀以降オスマン帝国が勢力拡大し、やがてビザンチン帝国を滅ぼすとこのルートは廃れた。1498年ヴァスコ・ダ・ガマがインド洋航路を開拓、1515年ポルトガル船隊がホルムズを攻撃し支配下に置いた。17世紀にイギリス東インド会社はペルシャの絹を手に入れるためサファヴィー帝国皇帝アッバース1世から貿易許可を得たが、ホルムズのポルトガル要塞攻撃を支援することが条件だった。1622年ホルムズが降伏するとアッバース1世は港湾機能を対岸のペルシャ本土に移し町の名をバンダレ・アッバースとした。バンダルとはペルシャ語の港である。この後、オランダとフランスも東インド会社商館を置くようになった。
- 1 ホルムズとは
- 2 ホルムズの概要
ホルムズに関連した本
- 太平洋暗号戦史 (1980年) W.J.ホルムズ ダイヤモンド社
- 霧のむこうのふしぎな町 【講談社英語文庫】 柏葉 幸子 講談社インターナショナル
- 霧のむこうのふしぎな町 (講談社英語文庫) 柏葉 幸子 講談社