フレイスの炎砦
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/21 04:20 UTC 版)
『フレイスの炎砦〜紅き巫女の守護者〜』(フレイスのえんさい〜あかきみこのしゅごしゃ〜)はテーブルトークRPG(TRPG)『セブン=フォートレス』のリプレイ作品。ゲームマスター(GM)とリプレイの執筆は菊池たけし。イラストはみかきみかこ(文庫版表紙は石田ヒロユキ)。
- ^ リプレイ『フレイスの炎砦』がナイトウィザードに与えた影響の中で最も大きいものが、『ナイトウィザード』で低レベルでも魔王が倒せるようになったことである。今作においてGMの菊池たけしが「地球ではどんな凶悪な魔王でも世界結界があるために真の力を出し切れない。だから世界結界が壊される前ならば低レベルウィザードでも魔王の陰謀を止めることができる」という設定をアドリブで加えたことが、後の『ナイトウィザード』のシナリオで魔王を出しやすくし、マジカル・ウォーフェアという舞台を作り出すに至った。
- ^ 今作は『星を継ぐ者』のエンディングシーンの翌日から始まっている。
- ^ 生死判定を行った回数は数え切れない。ゲームバランス的には最後まで生き残っていたのは奇跡に近く、ここで倒れていたならば後の柊サーガはなかっただろう。
- ^ 『リーンの闇砦』『フォーラの森砦』でもキーアイテムとなった短剣である。
- ^ ただし、「『星の巫女』を守護する戦士」の設定は、『ナイトウィザード』の現行ルールである『The 2nd Edirion』では全く触れられていない。
- ^ 死の間際に、実は両想いだったことが判明する。
- ^ みかきみかこが描いた『フレイスの炎砦』連載前予告漫画には柱の騎士や紅き巫女は描かれているが、『ナイトウィザード』を想起させるものは一切描かれていない。
- ^ 『宝玉の七勇者』におけるジーンのプレイヤーは柊蓮司のプレイヤーである矢野俊策である。
- ^ ザーフィなりの心理攻撃のつもりだったらしい。この時にロンギヌスリーダーへの愛の告白まで一緒に行っている。事実、これにより彼女は激しく動揺して隙が出来てしまい、PCたちは窮地を脱出できた。のちにロンギヌスリーダーの立場を捨て、ラース=フェリアに帰還したザーフィを追って来た彼女がパーティにもたらしたあるアイテムが、重要な役割を果たす事になる。
- ^ ラグシア新皇国自体はフォーラ地方に属するが、ラグシア皇家は十六王紀時代のフレイス地方のエクサージュ王家の分家に当たる。その関係で本来はフレイスの騎士団である灼熱騎士団を率いていた。
- ^ 『ナイトウィザード ソースブック ロンギヌス』、135頁。ISBN 4-7577-2231-1。
- 1 フレイスの炎砦とは
- 2 フレイスの炎砦の概要
- 3 登場人物・用語
- 4 マジカル・ウォーフェア
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