パタパタ時計
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/04 17:19 UTC 版)
パタパタ時計(パタパタどけい)あるいはフリップ時計 (英: flip clock) は、数字が描かれた板を回転させて時刻を表示する機械式デジタル表示式の時計の一種である。リーフ式時計とも呼ばれ、反転フラップ表示式の旅客用の大型表示案内装置を開発したイタリアの企業名 (Solari di Udine) からソラリー時計などとも呼ばれる。
- ^ Eugene Fitch氏が発明し、1903年に特許を取得(アメリカ特許#733,180)の上、翌年商品化された。
- ^ 回転板表示は時計自体ではなく日付・曜日表示などの付属機能として、戦後も柱時計や掛け時計などで長く使われた。
- ^ 腕時計では液晶式デジタル時計が登場する1970年代に多く登場した。
- ^ 交流電源の一部の製品で秒表示する商品もあったが、その商品は分表示を2桁で表示するものであり、55秒から60秒ぐらいのタイミングで分の円筒が36度回転する機構になっていた。また、近年は秒表示までパタパタで表示する異色の製品もある。
- ^ 分の単位では50分台には円筒を固定するための突起とは別に、正時になる前に時間の板が反転することを防ぐために時間の板に爪をかけるための突起が付けられている機種もある。
- ^ 一部の製品で分の単位を10分台と1分台の2つの円筒で構成するものもある。
- 1 パタパタ時計とは
- 2 パタパタ時計の概要
- 3 概要
- 4 機構
- 5 ギャラリー
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