ドリームキャストFANとは? わかりやすく解説

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ドリームキャストFAN

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/24 00:43 UTC 版)

ドリームキャストFAN』(ドリームキャストファン、Dreamcast FAN)は、徳間書店インターメディアが発行していたセガ[注 1]家庭用ゲーム機ドリームキャスト専門のゲーム雑誌

沿革

1989年8月に、『ファミリーコンピュータMagazine』の1コーナーから独立する形で『BEEP! メガドライブ』(ソフトバンク)に次ぐメガドライブ専門誌『メガドライブFAN』として創刊。当時のセガが敷いていた「硬派路線」は本誌でも色濃く反映された。

1994年12月、前月のセガサターン(SS)発売に合わせて『SATURN FAN』へ改題。1995年には『バーチャファイター2』がセガ初のミリオンセラーを達成するなどPlayStation(PS)に対して優位を保っていたことも手伝い、月2回刊へペースアップ。しかし、1996年以降メディアワークス毎日コミュニケーションズによる競合誌の創刊や、SSの優位がまたたく間に崩れ去ってPSに圧倒された市場環境の急激な変化により部数は減少。月2回刊を謳いながらも合併号が相次ぎ、事実上の月刊ペース発行を余儀無くされた。

1998年11月、ドリームキャスト発売に伴い本誌も『ドリームキャストFAN』に改題しリニューアル。約半年は隔週刊ペースとして発行を行うも、1999年7月30日発売のNo.15号からは再度リニューアルとして月刊ペースの発行へと戻った。同年1999年末、徳間書店インターメディアが親会社の徳間書店に吸収合併されることが決まり、『Play Station Magazine』と共に廃刊した。

メガドライブFAN(+1)復刻本

2019年9月19日、株式会社アンビットは徳間書店による発売という形で、ムック本BEEP! メガドライブFAN ―2誌合体!メガドライブミニ 総力特集号―』を刊行した[1]

背景としては同日にセガゲームスが、メガドライブソフトをハード込みで復刻するテレビゲーム機「メガドライブ ミニ」(MDミニ)を発売したことから、同種の復刻系テレビゲーム機のリリースに合わせて往年のテレビゲーム雑誌がムック形式で「復刻」された事例と同様、MDミニでも復刻を行ったものである。

なお、この復刻本の題名に「BEEP!」と付いているのは、かつてのライバル誌でもあった「BEEP! メガドライブ」的な雑誌テイストも盛り込んでいることから(現在、同雑誌の版権を保有しているSBクリエイティブ社の許諾・協力によるもの)。また付録として、両雑誌に当時掲載されたMDミニ収録ゲームの紹介や攻略記事をPDF化したデータDVDが添付された。

脚注

注釈

  1. ^ 2015年 - 2020年3月はセガゲームス。

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