トランスフォーマー (2007年の映画)
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『トランスフォーマー』(Transformers)は、2007年のアメリカのSFアクション映画で、同名の玩具シリーズを原作としている。監督はマイケル・ベイ、製作総指揮はスティーヴン・スピルバーグが務め、映画「トランスフォーマー」シリーズの第1作目である。シャイア・ラブーフ、タイリース・ギブソン、ジョシュ・デュアメル、アンソニー・アンダーソン、ミーガン・フォックス、レイチェル・テイラー、ジョン・タトゥーロ、ジョン・ヴォイトらが出演し、声優のピーター・カレンとヒューゴ・ウィーヴィングがそれぞれオプティマス・プライムとメガトロンの声を担当している。
注釈
- ^ 玩具関係の資料では、ケンワースW900トレーラートラックであるとされることが多い[3][4][5]。撮影に用いた車両は古い型の中古車両で、外装を大幅に改造した上で用いられている[6]。
- ^ 本編でオプティマス・プライムには「My first lieutenant(私の副官)」と紹介されているが、字幕では将軍、吹き替え版では将校と意訳されている。
- ^ 本作品には実物のM1エイブラムスも登場している(カタール基地の襲撃シーン他)が、ブロウルの変形する戦車として撮影で使用されたものはM1エイブラムスを元にデザインされたオリジナル車両で、大型トラックや建設機械のシャーシと走行装置を用いて製作されたプロップ車両であり、実在していない[14]。
なお、この車両は2005年公開(日本では劇場未公開)の『トリプルX_ネクスト・レベル(xXx: State of the Union)』に登場する「ステルス戦車(Stealth Tank)」として製作されたプロップに改造を加えたものである[15]。 - ^ タカラトミーの玩具開発スタッフによれば、デバステーター→ブロウル→デバステーターと二転三転したという[16]。
- ^ ただし、玩具化が予定されつつも映像作品のデザインが先行した作品としては『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー2010』などの前例がある。
出典
- ^ a b c “Transformers (2007)”. Box Office Mojo. 2022年8月28日閲覧。
- ^ “日本映画産業統計 過去興行収入上位作品 (興収10億円以上番組) 2007年(1月~12月)”. 社団法人日本映画製作者連盟. 2010年4月9日閲覧。
- ^ a b c d e f 「トランスフォーマーでわかったタカラトミーの技術力」『モノ・マガジン』第26巻第12号(通巻564号)、ワールドフォトプレス、2007年7月、190-191頁、雑誌 28751-7/2、EAN/JAN 4910287510771-00590。
- ^ a b 電撃ホビーマガジン2007年9月号、260頁。
- ^ ULTIMATE GUIDE、6頁。
- ^ スペシャル・コレクターズ・エディション、Disc2、§オートボット 出動、該当時間8分20秒-9分31秒。
- ^ スペシャル・コレクターズ・エディション、Disc2、§オートボット出動、該当時間1分54秒-2分32秒。
- ^ フォスター & 中原 2007, p. 100
- ^ フォスター & 中原 2007, p. 104
- ^ フォスター & 中原 2007, p. 20
- ^ スペシャル・コレクターズ・エディション、Disc2、§オートボット 出動、該当時間6分7秒-7分3秒。
- ^ フォスター & 中原 2007, p. 349
- ^ スペシャル・コレクターズ・エディション、Disc2、§ディセプティコン 襲来、該当時間11分16秒-11分37秒。
- ^ Internet Movie Firearms Database>Transformers_(2007)>Talk:Transformers(2007)>2.8Devastator/Brawl
- ^ Internet Movie Firearms Database>XXX: State of the Union>6 Other>6.7 Stealth Tank
- ^ a b c d ULTIMATE GUIDE、16頁。
- ^ スペシャル・コレクターズ・エディション、Disc2、§ディセプティコン 襲来、該当時間9分31秒-10分28秒。
- ^ “マイケル・ベイ監督、本当は「トランスフォーマー」を撮りたくなかった!?”. 映画ニュース (映画.com). (2007年7月24日) 2010年12月9日閲覧。
- ^ スペシャル・コレクターズ・エディション、Disc2、§物語の始まり、該当時間1分57秒-3分4秒。
- ^ スペシャル・コレクターズ・エディション、Disc2、§ロボットの起源、該当時間4分32秒-5分16秒。
- ^ 電撃ホビーマガジン2007年9月号、256頁。
- ^ “世界で活躍するクリエイターに訊く、日本のコンテンツの真価”. Variety Japan (2007年11月12日). 2008年1月28日閲覧。
- ^ 河森正治 (2007). “『トランスフォーマー』特別仕様!”. ぴあ (2007年8月16日号): 15頁.
- ^ マイケル・ベイ『トランスフォーマー 映画プログラム』東宝(株)出版・商品事業室、2007年8月4日、6頁頁。
- ^ 「PRODUCTION NOTES ACT 5 トランスフォーマーに命を吹き込む」『トランスフォーマー 映画プログラム』東宝(株)出版・商品事業室、2007年8月4日、23頁。
- ^ “トランスフォーマー スペシャル・コレクターズ・エディション / Transformers special collector's edition [Blu-ray / パラマウント ジャパン]”. paramount.nbcuni.co.jp. 2020年2月24日閲覧。
- ^ “トランスフォーマー スペシャル・コレクターズ・エディション / Transformers special collector's edition [DVD / パラマウント ジャパン]”. paramount.nbcuni.co.jp. 2020年2月24日閲覧。
- ^ “「トランスフォーマー」HD DVDオンリーにベイ監督激怒……一転謝罪”. ITmedia News (ITmedia). (2007年8月22日) 2010年6月9日閲覧。
- ^ 北米市場ではターゲットという量販店で限定販売された。
- ^ 「THE TRANSFORMERS 20周年大特集」『フィギュア王』No.82通巻509号、ワールドフォトプレス、2004年11月、30頁、ISBN 4-8465-2509-0。
- ^ a b 電撃ホビーマガジン2007年9月号、265頁。
- ^ a b c 岩村拓也 (2007年5月24日). “実写映画と連動 - 「トランスフォーマー」の新作玩具が130カ国で同時発売”. マイコミジャーナル (毎日コミュニケーションズ) 2010年6月8日閲覧。
- ^ 電撃ホビーマガジン2007年9月号、261頁。
- ^ 電撃ホビーマガジン2007年9月号、264頁。
- ^ a b 政宗一成(インタビュー)「トランスフォーマー ナレーター 政宗一成氏のコメント」(SWF)『Yahoo!動画 タカラトミーチャンネル』、2009年6月8日。 オリジナルの2009年6月9日時点におけるアーカイブ 。2010年6月8日閲覧。
- ^ 『2008年3月期中間決算説明会』(PDF)(プレスリリース)タカラトミー、2007年11月20日、13頁頁 。2010年6月8日閲覧。
- ^ a b 「特集 トランスフォーマー2010」『フィギュア王』No.144通巻804号、ワールドフォトプレス、2010年2月、28頁、ISBN 978-4-8465-2804-1。
- ^ 『トランスフォーマージェネレーション2010』ミリオン出版、2010年11月24日、93頁頁。ISBN 978-4-8130-2130-8。
- ^ “書籍詳細 トランスフォーマー ゴースト・オブ・イエスタデイ”. ハヤカワ・オンライン. 早川書房. 2010年6月15日閲覧。
- ^ “書籍詳細 トランスフォーマー”. ハヤカワ・オンライン. 早川書房. 2010年6月15日閲覧。
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