グイン・サーガの登場人物一覧とは? わかりやすく解説

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グイン・サーガの登場人物一覧

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/06 00:20 UTC 版)

グイン・サーガの登場人物一覧(グイン・サーガのとうじょうじんぶついちらん)では、栗本薫によるヒロイック・ファンタジー小説『グイン・サーガ』に登場する主要な登場人物の一覧を示す。


  1. ^ 正伝第3巻『ノスフェラスの戦い』冒頭の「混沌の時代」と題された一節には、グイン・サーガのその後の展開を暗示するようないくつかの記述がみられる。そこには、「ケイロニアをみすてた豹頭王グイン」と記されている。
  2. ^ ランドック時代のグインの妻の名に関しては、おおむねアウラ・カーと記されている(正伝第94巻『永遠への飛翔』、外伝第11巻『フェラーラの魔女』など)。だが、正伝第44巻『炎のアルセイス』中の一個所でのみ、イェライシャがグインの潜在意識から読み取った名として、アウラ・リーガと記されている。アウラ・カーとアウラ・リーガとの関連については、暁の五人姉妹ということ以外は現時点では不明である。
  3. ^ 正伝第3巻『ノスフェラスの戦い』冒頭の「混沌の時代」と題された一節には、グイン・サーガのその後の展開を暗示するようないくつかの記述がみられる。そこには、「第三次パロ神聖王国の中興の祖となる聖王レムス」と記されている。
  4. ^ この時ヤンダル・ゾッグは、イシュトヴァーンをおのが中に黒き闇の種子を宿す者と評した。
  5. ^ 黒竜戦役緒戦において、ナリス配下の魔道士による情報網がモンゴール軍の動向を見落とした事、戦略戦術に長けた彼が開戦後まもなく負傷し潜伏を余儀なくされた事は不自然であるとして、これらはモンゴールの侵略を黙過する事によって、パロの当時の国王と王党派の排除と、自らの手による中興を目論んだナリスの陰謀であるとする推測もある[要出典]。しかし、ナリス配下の魔道士のみならず、パロ魔道師ギルドが国境に厳重に張り巡らせていた結界によっても、モンゴール軍がクリスタルの北に現れるまで動向を察知できなかったというヴァレリウスの証言(正伝第65巻『鷹とイリス』)や、パロの魔道師たちによる結界や罠が解除される日時を、モンゴール大公らにクリスタル奇襲を進言したキタイの魔道師カル=モルが明言していたというアムネリスの証言(正伝第69巻『修羅』)、さらにはナリス自身による、当時についての数々の回想(正伝第85巻『蜃気楼の彼方』他)など、その説に対しては否定的な証言が多い。
  6. ^ 原点において比較対象がどちらを指すか不明確
  7. ^ ファーンの父の名については、正伝6巻『アルゴスの黒太子』での初出時にのみアーカムと記されていた。その後、正伝6~10巻を収録した単行本『愛蔵版グイン・サーガII』および『限定版グイン・サーガII』(ともに1990年刊行)において、当該個所に関してもアルディスと訂正された。
  8. ^ アニメ版では、スタフォロス城の剣豪ネムの攻撃で致命傷を負って死亡した。
  9. ^ 実際にはマーロールの手によって救出されていた
  10. ^ ガンダルが実際に物語に登場した正伝第113巻『もう一つの王国』以降における、彼の体格の描写には特に該当するような記述は見られないが、正伝第20巻『サリアの娘』における、当時のケイロニア大公ダリウスの証言によれば、ガンダルの右手が左手よりも掌ひとつ分長いというのは有名な話であったという。最もガンダルは自らの伝説性を高めるため、様々なデマを自ら流していた、とも云われる。また、ガンダルの職業については、剣闘士の他、格闘技士、闘技士などとも記されている。
  11. ^ a b アキレウスとマライアとの間には、シルヴィアの他に三男一女が誕生しているが、いずれも二歳を迎えずして死去した。(正伝第18巻『三人の放浪者』参照)
  12. ^ シルヴィアの名については、外伝1巻『七人の魔道師』など一部において「シルウィア」と表記されている。このことについて作者は、『S-Fマガジン 1982年12月増刊号』所収のエッセイ「豹(グイン)より若き友への手紙」の中で、「どっちの語感も好きで、一方をえらぶのがイヤ」だからだ、と述べている。その後、正伝17巻『三人の放浪者』あとがきにおいて、シルヴィアで統一することを宣言した。
  13. ^ 上記「混沌の時代」には「ケイロニアにいったん破滅をもたらすにいたった〈売国妃〉シルヴィア」と記されている。
  14. ^ ディモスの治めるワルスタット選帝侯領は、ケイロニアの中でもっともパロに近い地域に位置しており、そのためワルスタット侯家にはパロ人の血がかなり濃く混じっている。そのため、彼の端麗な容姿は、美貌の人種として知られるパロ人の血の影響であるとも云われる。
  15. ^ グインの言によれば、殺すまでのことはなかったが、薬による痺れの為、手加減できなかったとのこと(正伝22巻『運命の一日』)。
  16. ^ スタックとエマの長男の名について、正伝26巻『白虹』ではエルシウス、正伝63巻『時の潮』ではスーティンと記されている。この齟齬の理由については明らかではないが、『白虹』では、王子につけられたエルシウスというパロ風の名前に代表される、アルゴス王家のパロ化に対する、グル族など遊牧民族の反発を示唆する記述が散見される。なお、解説本『グイン・サーガ・ハンドブック』所収の「人名事典」では、1999年の改訂に伴い、初版時に記載されていたエルシウスの名が削除され、スーティンに統一されている。
  17. ^ 正伝第13巻『クリスタルの反乱』所収の作者あとがきによれば、正伝第12巻『紅の密使』の表紙絵にアンダヌスが描かれた際、その醜さに対する大きな反響が、多数のファンから寄せられたという。
  18. ^ 病との因果関係は明確ではないが、正伝第36巻『剣の誓い』におけるカメロンの証言によれば、その発症に前後する時期、懸想した大貴族の嫡男の家に忍び込んだところをその家の見張りに発見され、容赦ない暴行を受けて大きな怪我を負い、ほとんど寝たきり状態となったという。
  19. ^ この際、スカールに同行したシバを含むセム族全員が、放射能汚染されたと見られる水を飲んでいるが(正伝第19巻『ノスフェラスの嵐』)、同様にその水を飲んだ後、数日を経ずして多くのものが斃れたスカールの部下たちと異なり、彼らの体調にとりわけ変化は見られなかった(正伝第23巻『風のゆくえ』)。
  20. ^ 最近では、グインらに対し、自らの年齢が八百歳程度であることを認めている(正伝93巻『熱砂の放浪者』)
  21. ^ 魔道十二条第十条には「魔道によって失われた生命を復活させ、あるいはいまある生命を奪い、あるいはそのすがたを回復不可能なように変身させ、あるいは人工の生命をつくりだすことはできない」と記されている(正伝第46巻『闇の中の怨霊』)。アグリッパによる人造生命の創造はこれに抵触するものであり、このことはアグリッパが魔道十二条の制約を受けない存在であることの傍証となっている。
  22. ^ 正伝第65巻『鷹とイリス』参照。
  23. ^ 正伝第49巻『緋の陥穽』、外伝第12巻『魔王の国の戦士』参照。


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