クリノリンとは? わかりやすく解説

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クリノリン【crinoline】

読み方:くりのりん

スカート張らせるためのアンダースカートおよびその材料。丸い輪の形をしたかごのように作ったに布などを張ったもの。


カステルヌーヴォ=テデスコ:クリノリン

英語表記/番号出版情報
カステルヌーヴォ=テデスコ:クリノリンCrinoline Op.59作曲年1929年  出版年1930年  初版出版地/出版社: Ricordi 

クリノリン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/25 09:24 UTC 版)

クリノリン英語: crinoline)は、1850年代後半にスカートを膨らませるために発明された下着で、鯨ひげ針金を輪状にして重ねた骨組みである(後に材質は変化)。1860年代に入るとクリノリンはその形を変化させ、前後にやや扁平で水平断面が楕円のデザインなどさまざまなバリエーションが生まれた[1]


注釈

  1. ^ スカートの中に履く釣り鐘型フレーム。
  2. ^ 文化学園服飾博物館より、下着:クリノリン(イギリス、1860年代中頃、資料番号:W03808_000000)、ドレス(推定フランス、1860年頃、資料番号:W01715_000000)、デイ・ドレス(アメリカ、1865年頃、 資料番号:W00914_002001)、ドレス(アメリカ、1870年代、資料番号:W00914_002500)。

出典

  1. ^ a b クリノリン(検索子)”. jmapps.ne.jp. 文化学園服飾博物館. 2023年12月10日閲覧。
  2. ^ a b [ID:4822]下着:クリノリン:資料情報”. 文化学園服飾博物館. 収蔵品データベース. 文化学園服飾博物館. 2023年12月10日閲覧。
  3. ^ ランダムハウス英和大辞典”. Japan Knowledge. Template:Cite webの呼び出しエラー:引数 accessdate は必須です。
  4. ^ ピエール=ポール・アモン作「皇后ウジェニー」”. www.fujibi.or.jp. 作品詳細. 東京富士美術館. 2023年12月10日閲覧。
  5. ^ 増田葉子(Yoko Masuda、文・写真:). “~企画展「クリノリンの帝国のもとで」~ガリエラ美術館英語版”. メゾン・デ・ミュゼ・デュ・モンド. DNPアートコミュニケーションズ. 2023年12月10日閲覧。 “企画展「クリノリンの帝国のもとで~1852-1870」【開催期間】 2008年11月29日-2009年4月26日”
  6. ^ Nightingale, Florence (1859). “IV. Noises” (英語). Notes on nursing: what it is, and what it is not. ロンドン: Harrison. p. 27(31コマ目). https://babel.hathitrust.org/cgi/pt?id=uc2.ark:/13960/t9862td1c&seq=5 2023年12月10日閲覧. "注記:Patient's repulsion to nurses who rustle [患者はカサカサ音を立てる看護者に反発]" カリフォルニア州立大学ロサンゼルス校図書館蔵書。
  7. ^ a b ナイチンゲール、助川 1998, p. 96, 「Ⅳ章 音」
  8. ^ [7])。亀甲カッコ部分は引用者の注。


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