オレゴン・カントリー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/18 14:32 UTC 版)
オレゴン・カントリー(Oregon Country)、または単に「オレゴン」(オレゴン州とは異なる)は、北緯42度の北、北緯54度40分の南、そしてロッキー山脈の西から太平洋までの土地から成る北アメリカ西部の地域を指した言葉。この地域は、現在のカナダのブリティッシュコロンビア州の一部、合衆国のオレゴン州、ワシントン州、アイダホ州の全域と、モンタナ州、ワイオミング州の一部をから成った。この地域は、大まかには太平洋岸北西部の広い定義に対応する。合衆国政府の地域の領有の主張から1846年のオレゴン条約まで、「オレゴン・カントリー」という言葉は特定の地域を指すのに使用されたのだが、今日この意味で用いられる事は非常に稀である。この地域の大半を指すイギリスの名称は「コロンビア地区」で、トンプソン川の北は、北緯54度40分を超えてかなり北まで伸びたハドソン湾会社の「ニューカレドニア地区」の一部であった。
- ^ Clarke, S.A. (1905). Pioneer Days of Oregon History. J.K. Gill Company
- ^ Meinig, D.W. (1968, pg.52) The Great Columbia Plain: A Historical Geography, 1805-1910, University of Washington Press, Seattle, ISBN 0-295-97485-0
- 1 オレゴン・カントリーとは
- 2 オレゴン・カントリーの概要
- 3 初期の入植地
- 4 オレゴン条約
- 5 外部リンク
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