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アンフェア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/02/18 20:45 UTC 版)
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関連項目
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『アンフェア』は、関西テレビ放送制作により2006年1月10日から2006年3月21日まで、火曜日22:00-22:54(初回は22:10-23:14、最終回は22:15-23:24)(JST)にフジテレビ系列で放送された篠原涼子主演のテレビドラマ。
目次 |
概要
検挙率No.1でバツ1子持ちの美人刑事・雪平夏見が次々と発生する3つの事件に立ち向かう姿を描く。原作は秦建日子の小説『推理小説』だが、最初の事件のみ原作を扱って描かれており、中盤以降の2つの事件はドラマのオリジナルシナリオである。ドラマ全11話の中で、事件はエピソードIからIIIまで分かれる。
放送終了後も反響が大きくファンからも続編、復活希望の要望がHPに寄せられた。これを受けて2006年10月3日にSPとしてアンフェア the special 『コード・ブレーキング~暗号解読』として連続ドラマ版の続編が放送された。放送時間は、21:00-23:18。映画版のプロローグとして描かれており、スタッフロール終了後に新たな事件(映画版)への伏線となる場面があらかじめ挿入されていた。2011年には劇場版2作目が公開され、北乃きい主演のスピンオフドラマ『アンフェア the special〜ダブル・ミーニング 二重定義〜』が「金曜プレステージ」枠で放送された。
- テレビシリーズ アンフェア 全11回(2006年1月10日-2006年3月21日放送)
- テレビスペシャル アンフェア the special 『コード・ブレーキング〜暗号解読』(2006年10月3日放送)
- 劇場版 アンフェア the movie(2007年3月17日公開)
- 劇場版 アンフェア the answer(2011年9月17日公開)
- テレビスペシャル アンフェア the special『ダブル・ミーニング 〜二重定義』(2011年9月23日放送)
ストーリー
連続ドラマ
- 推理小説型予告殺人事件
- 検挙率No.1でバツ1、警視庁トップの美人刑事・雪平夏見(篠原涼子)と、相棒で新米の刑事・安藤一之(瑛太)。かつて未成年者を射殺したことから、雪平はマスコミに追い回され、家族とも別居を強いられていた。
- ある日、雪平のもとに何者かから小説が届き、小説に書いてあるとおりに予告殺人が起こる。現場に残された「アンフェアなのは誰か」という謎のメッセージ。その事件は、ある小説の内容に沿って殺人が進行していく、前代未聞の『推理小説予告型殺人』であり、事件が起こるたびに必ず「次の殺人予告」がされていく。さらに犯人は、予告小説に入札するようマスコミに要求するのであった。
- 破天荒な敏腕女刑事と、劇場型犯罪を楽しむ犯人の戦いが、いま始まる……。
- 募金型誘拐事件
- 予告殺人の犯人が特定され、安堵した束の間、雪平の娘が誘拐される。その身代金として、全国の大衆に対して「1人10円ずつの募金」を迫り、総額12億円を集めるよう指示する「募金型誘拐事件」であった。娘を助けようとする雪平に犯人は、集まった募金を株式投資により、指定した企業を買い上げて株価を吊り上げるよう指示する。
- ×マーク連続殺人事件
- これまでの上記の二つの事件の関係者らが、次々に掌に「×」のマークをつけられた上で殺害される。
スペシャルドラマ
- コード・ブレーキング〜暗号解読
- 「after X comes Y」-Xの後には、Yが来る-
- 雪平の相棒である安藤の死から9ヶ月後、警察OBが高級スイートルームで自殺しているのが発見された。捜査一課は証拠不十分なために事件性が無いと考えられたが、これ以前に4人の警察OBが自殺している状況に疑問を覚え、雪平は他殺の線を疑い始める。
- その頃、雪平は一人飲み屋で飲んで居た所を、警視庁公安部の捜査が入り、警察に拘束されてしまう。雪平は、公安部へと異動となり、「公安内部の情報」を捜査一課にスパイする事を命じられる。
スピンオフスペシャルドラマ
- ダブル・ミーニング〜二重定義
- 雪平の異動命令直後から北海道へ旅立つまでの間のストーリー。特殊班に4人もの人質を誘拐したという電話が入る。犯人の要求は「東京タワーを夏にしろ」。特殊班は悪戯として取り合わなかったが、雪平の後任として特殊班に配属された望月陽は、人質の中に自身が捜索を依頼された失踪者がいたのを知り、一人奔走する。しかし人質の一人が遺体となって発見されたことで本格的な捜査が開始される。犯人は「俺を東京で一番有名にしろ」と要求し、以降も警察に挑戦的な問題を残していく。心に傷を抱えた熱血刑事と熱意を無くした上司のコンビと誘拐犯との頭脳戦が始まる。
劇場版
- 1作目の詳細は、アンフェア the movieにて。
- 2作目の詳細は、アンフェア the answerにて。
登場人物
警察関係者
- 雪平 夏見 - 篠原涼子
- 33歳、警視庁刑事部捜査一課殺人犯捜査四係主任 警部補→【SP版】警視庁公安部公安総務課主任 警部補→警視庁刑事部捜査一課特殊班 警部補。
- 捜査一課に配属される前は1995年には交通課、1996年に巡査部長昇任後刑事課に、1999年に警部補昇任時に駒沢署の刑事課に配属。1997年に和夫と結婚、美央を出産した(アンフェア the movieパンフレットより)。
- 15年前に優秀な刑事であった父を殺した犯人を突き止めるために短期大学から警察学校を卒業後警察官になる。大酒飲みで男勝りの性格をしており、一人暮らしで"無駄に美人"。5年前に起こした「未成年射殺事件」をきっかけに夫・佐藤和夫とは離婚し、娘の美央と離れて暮らしている。ただし、事件以前から家庭を顧みなかったことも離婚原因の一つであるともいえる。女性の部屋とは思えないほど部屋が片付いておらず、その部屋でしばしば全裸で寝ている。
- しかし、推理力や格闘術、射撃術には長けており(一発で犯人を仕留める事が多いが、相手の武器だけ撃つことは無い)、検挙率は捜査一課ナンバーワンを誇る。また、捜査前には殺人現場に遺された死体と同じ姿勢になって、雪平にとっての子守唄である『きらきら星』をハミングすることで、被害者が最期に見た風景を確かめるという、神聖かつ悪趣味な『儀式』を行う。
- 同時に、犯罪者を決して許すことのない姿勢で、たとえ犯人が少年であっても人質の身を案じて、犯人を撃つ。その事から、雪平の性格も相まって、マスコミの格好の的とされており、人権擁護団体から抗議運動を起こされている。しかし、相棒であった安藤の死により、若干心境に変化が現れたようである。
- sp版のダブル・ミーニング 二重定義では公安部から刑事部に戻っていたが、異例の北海道警の所轄に飛ばされることになった。
- 安藤 一之 - 瑛太
- 23歳、警視庁刑事部捜査一課刑事。→【SP版】故人・元警視庁刑事部捜査一課刑事。
- 捜査一課に配属された新人刑事で、雪平の相棒としてチームを組むことになった。一緒にいるうちに雪平に対して好意を持つようになる。普段の性格は温厚だが、捜査本部の体面を気にするような方針には反発する。雪平に意見した時は決まって「バカかお前は」と返される。雪平の娘の美央とも親しくなり、好感を持たれていた。ベジタリアンで、雪平の行き着けの居酒屋でも、いつもキャベツを頼んで食べている。警察学校ではトップの成績を残した実績を持つ。
- スペシャル版では雪平の父に関することを調べていたことが発覚する。
- 三上 薫 - 加藤雅也
- 42歳、警視庁刑事部鑑識課検視官。
- 検視官なのに捜査会議に必ず「えー、私の見解によりますと…。」と首を突っ込み、自身の見解を述べようとするため、山路や小久保に若干疎まれている。だが、高い洞察力の持ち主でもあり、雪平の捜査に協力している。褒められると調子にのる事が多い。あと、「特殊任務」と言われると何でもしてくれる。雪平とは逆に下戸で、いつでも牛乳を好んで飲む。
- スペシャル版では、実質的に雪平の相棒となっている。
- 小久保 祐二 - 阿部サダヲ
- 37歳、警視庁刑事部捜査一課係長→【SP版】 警視庁刑事部捜査一課管理官 警視→警視庁捜査一課理事官 警視。
- 何かとソリが合わない雪平を敵視していて、自分のミスや責任を押し付けたりする。連続ドラマ版では捜査に乗じて山路の失脚を目論み、増長するようになる。スペシャル版で昇進し、ボールペンをカチカチといじるのが癖となっている。sp版のダブル・ミーニング 二重定義では理事官に昇進し階級上で同席の山路を愚弄。エンディング内で後任の警視庁捜査一課課長に内定し、山路に事件の全責任を負わせ、所轄に異動させた。
- 蓮見 杏奈 - 濱田マリ
- 33歳、警視庁刑事部捜査一課情報解析係。
- 雪平にとって数少ない友人で、パートナー。情報解析係としても優秀であり、公私共に雪平から全面的に信頼されている。スペシャル版では警察病院にて静養のため入院中であったが、雪平のために公安へのクラッキングを行った。
- 安本 正広 - 志賀廣太郎
- 59歳、警視庁刑事部捜査一課 巡査部長。SP版も同じ。
- 今年定年退職を迎える古参の刑事。死んだ雪平の父親とは、同期で親交もあった。雪平が警察官になる前からの付き合いもあり、彼女を娘のように心配している。 雪平が敬意を持って接する数少ない先輩にして良き相談相手。スペシャル版ではY'sファイルを巡る捜査により、関連性が浮かび上がる。
- 山路 哲夫 - 寺島進
- 50歳、警視庁刑事部捜査一課管理官 警視→【SP版】 警視庁刑事部捜査一課特殊班係長 警部(降格処分)→警視庁刑事部捜査一課特殊班管理官 警視。
- 捜査会議中ジッポのライターの蓋を開け閉めする癖を持つ。何よりも警察の面子を重視する。最終話で雪平に協力したり、スペシャル版では雪平を逃がしたりもした。劇場版1作目での病院籠城事件で大切な人達を亡くした経験から失意の中にいたが、部下として配属された望月の影響から熱意を取り戻し、望月とコンビを組んで連続誘拐事件の捜査をする。この事件後、小久保の策略で所轄に飛ばされた。
雪平の家族
- 佐藤 和夫 - 香川照之
- 40歳、日報新聞社・社会部デスクで、雪平の元夫。→【SP版】フリージャーナリスト
- 5年前に雪平が起こした「未成年射殺事件」で美央が声を失ったことを機に雪平と離婚した。
- 佐藤 美央 - 向井地美音
- 7歳、夏見と和夫の娘。
- 「未成年射殺事件」が原因でいじめを受け、声が出せなくなる。『募金型誘拐事件』で牧村と共に誘拐される。母との間に溝ができていたが、最終回では安藤のおかげで親子関係が修復し、声が出るようになった。
- sp版のダブル・ミーニング 二重定義ではロサンゼルスに渡る。
マスコミ関係者
- 久留米 隆一郎 - 井上順(特別出演)
- 超一流のミステリー作家。実際はゴーストライターの平井唯人が小説を書いていた。
- 瀬崎 一郎 - 西島秀俊
- 40歳、岩崎書房の編集者。
- 冷静な性格で常に落ち着いた態度を見せる。また潔癖な所があり、本の売り上げの為なら手段を選ばない上司の森川と対立している。雪平と意気投合する。
- 松本 理恵子 - 小林麻央
- 雪平の幼馴染み。岩崎書房に勤める。瀬崎の部下。雪平を「雪姉(ゆきねぇ)」と慕う。
- 平井 唯人 - 眞島秀和
- 作家志望で、久留米隆一郎のゴーストライター。以前、岩崎書房でアルバイトをしていた時、自分の書いた小説を瀬崎に見せるが「リアリティがない」と酷評された。理恵子とは元恋人であり、現在は橋野美樹と交際している。
- 森川 静雄 - 大高洋夫
- 岩崎書房編集部長。瀬崎の上司。売上至上主義で、売上のためならどんなに下品な手段でも使う。
- 橋野 美樹 - 有坂来瞳
- 岩崎書房に勤める。瀬崎の部下。
- 野口 耕二 - 入江雅人
- 誠文出版編集者。本の内容より、売上を重視する。かつては瀬崎とライバル。
- 小沢 茉莉 - 松永京子
- 久留米隆一郎の秘書。
- 今井 英明 - 榊英雄
- 日報新聞社・社会部記者。和夫の部下。和夫が日報新聞をやめたあと、デスクに就任した。
- 武田 - 大河内浩
- 日報新聞社編集長。スクープのためなら身内をも売る冷徹さを持つ。
その他
- 牧村 紀世子 - 木村多江
- 35歳、和夫に雇われ、和夫と美央の家にやってきた家政婦。
- 絵本作家であったが、夫と娘を交通事故で亡くして以降、絵本を描けなくなって、作家活動をやめている。
- 広田 祐次 - 伊藤洋三郎
- 広真建設社長。牧村の夫と娘を交通事故で死なせた人物。代議士の父親の力を利用し、事件をもみ消した。
- 斉藤 ユタカ - 三浦春馬
- パチンコ店店員の少年。5年前に住込みで働いていたバイト先のパチンコ店で店員及び店長を殺傷。店長を人質に取ったが、未成年であるにも関わらず、雪平によって射殺された。
スペシャル版
コード・ブレーキング 暗号解読
- 斉木 陣 - 江口洋介
- 警視庁公安部公安総務課管理官 警視。
- 公安部へ異動した雪平の上司にあたる。雪平と同じく、非常に優秀な成績で、公安のナンバーワンと謳われている(雪平曰くやり方の汚さもナンバーワンとのこと)。公安のルールを終わりよければ全てよしと言い放った。
- 下戸で甘党。よく金平糖を口にしている。
- 小田切 - 大倉孝二
- 雪平に近づく謎の男。組織から命じられ、ストーカーのように雪平を監視していた。
- 雪平 宗一郎
- 元警視庁刑事部捜査一課 警部。15年前に死亡。雪平 夏見の実父。
- 公安のデータベース内からクラッキングした「Y'sファイル」を暗号解読した結果、警視庁を揺るがす大事件に、密接に関係していた事が判明する。
ダブル・ミーニング 二重定義
- 望月 陽 - 北乃きい
- 警視庁刑事部捜査一課特殊犯捜査係 巡査部長。
- 雪平の後任として配属された。正義感が人一倍強い熱血漢で上司にも物怖じせずに反発する気丈さを持つ。その正義感は幼少期に誘拐され、その犯人から傷めつけられた過去に起因する。尚、その時自身を救出した刑事が山路であり、山路にお見舞いの品として渡されてから、あんぱんをよく持ち歩くようになった。
- 元園部 恭輔 - 山本耕史
- 警視庁科学捜査研究所研究員 プロファイラー。
- 上層部の発案でプロファイリングの捜査導入のための講義を開いており、自身も犯罪抑止のためにボランティアで講義をしている。連続誘拐殺人事件の捜査にも参加し、当初は小久保に相手にされなかったが、次第にその実力を認められていく。自身も純粋な正義感の持ち主で、望月とも意見が合う。
固有名詞の分類
品詞の分類
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