アンガラ A5
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/18 01:40 UTC 版)
「アンガラ・ロケット」の記事における「アンガラ A5」の解説
2番目に開発されたアンガラは1基のURM-1コアと4基のURM-1ブースターと2段目の3.6m URM-2と上段のブリーズ-M或いはKVTKで構成されるアンガラA5HLVだった。 アンガラ A5は打ち上げ時重量773トンで、軌道投入能力は高度200 km x 軌道傾斜角60°の軌道へ24.5トンの予定である。静止トランスファ軌道への投入能力は、ブリーズM搭載時でへ5.4トン、KVTK搭載時では7.5トンの予定である。アンガラ A5は4基のURM-1をブースターとして使用し、最大推力でおよそ214秒間噴射してから分離する。中央のURM-1は離陸時のみ最大推力で、その後ブースター分離までの間は推進剤を温存するために出力を30%に抑えて飛行する。ブースター分離後に最大推力に戻し、110秒間燃焼する。
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