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アレクサンドル・ギルマン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2011/03/01 03:14 UTC 版)

"La musique populaire"誌に掲載されたアレクサンドル・ギルマンの肖像

アレクサンドル・ギルマンAlexandre Guilmant, 1837年3月12日 ブローニュ=シュル=メール - 1911年3月29日 ムードン)はフランスオルガニスト作曲家

父親の手ほどきを受けた後、ベルギー人のジャック=ニコラ・レメンスに師事し、郷里でオルガン奏者と音楽教師を務める。1871年パリ聖トリニテ教会(後のオリヴィエ・メシアンがオルガニストを務めたことでも知られる)のオルガニストに任命される。1878年以降は旧トロカデロ宮でコンサートを開くなど、ヴィルトゥオーソとしての道を歩み、ヨーロッパの各地で演奏旅行を行い、オルガン音楽のレパートリー拡大と普及に尽力した。

1894年にシャルル・ボルドやヴァンサン・ダンディと共同でパリ・スコラ・カントルムを設立。1897年にはシャルル=マリー・ヴィドールの後任として、パリ音楽院オルガン科教授に就任。門下にはマルセル・デュプレなどがいる。

アンドレ・ピロと共同で『オルガンの巨匠の書庫Archives des Maîtres de l'Orgue 』を刊行、フランスの古典的なオルガン音楽が、1894年から1914年にかけて10巻にわたって出版された。外国の古典的なオルガン音楽については、同じような曲集『オルガン楽派の古典 l'École classique de l'Orgue 』を出版している。

目次

主な作品

自分の楽器であるオルガンのための作品が多い。 その他のジャンルにおける作品は演奏機会が稀であるが、2曲のオルガン付き交響曲をはじめ、充実した和声語法、堅固で保守的な形式を備えている。また、「交響的断章」は、トロンボーンの主要レパートリーとして定着し始めている。

オルガン曲

  • 異なる形式による小品集 第1巻~第18巻 Pièces dans différents styles
  • オルガン・ソナタ第1番~第8番(交響曲的な形式を適用している)
  • オルガン奏者の水先案内 第1集~第12集 L'Organiste Pratique
  • 教会旋法による60の間奏曲 Soixante interludes dans la tonalité grégorienne
  • ノエルと4つの作品集 第1集~第4集 Livre de Noëls,Op.60
  • オルガン奏者の典礼と10の作品集 第1集~第10集 L'Organiste Liturgiste

交響曲、協奏的作品

  • オルガンと管弦楽のための交響曲第1番ニ短調,Op.42
  • 悲しみの聖母による瞑想曲 Méditation sur le Stabat Mater pour Orgue et Orchestre,Op.63
  • シューマンをたたえるフィナーレ Final alla Schumann,Op.73
  • オルガンと管弦楽のための交響曲第2番イ長調,Op.91 (オルガン・ソナタ第8番からの編曲)



「アレクサンドル・ギルマン」の続きの解説一覧
  • 1 アレクサンドル・ギルマンの概要
  • 2 合唱曲





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