アルヴェーン波

デジタル大辞泉

アルベーン‐は【アルベーン波】

読み方：あるべーんは

プラズマなどの電気伝導性の流体中を伝播する磁気流体波の一。磁場に垂直な方向に振動し、磁場に沿って伝わる横波。磁束密度B、透磁率μ、プラズマの質量密度ρの場合、伝達速度はV＝B/（μρ）^1/2で表される。1942年、スウェーデンの物理学者H＝アルベーンが発見した。アルベン波。アルフベン波。

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アルヴェーン波

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2021/06/27 15:10 UTC 版)

アルヴェーン波（Alfvén wave）とは、磁気流体波の一種で、ハンネス・アルヴェーンによって発見された。磁場中のプラズマの中を伝わる横波で、磁場と垂直に電流が流れたときに発生する力 (磁場の接線応力と見ることもできる)を復元力とする。磁場の方向に伝播する傾向にあるが、磁場と斜めの向きにも伝わりうる。アルベン波、アルフベン波ともいう。