アルギッパイオイとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > アルギッパイオイの意味・解説 

アルギッパイオイ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/29 07:45 UTC 版)

アルギッパイオイギリシャ語:Ἀργιππαῖοι)は、古代ギリシア時代にウラル山脈の麓に住んでいたとされる民族。生まれながら(薄毛の遺伝、あるいは髪を剃る習俗から?)彼らはみな禿頭であるため、禿頭族と呼ばれた。


  1. ^ かつて王族スキタイに背き、その果てにこの地(現在のロシア連邦 沿ヴォルガ連邦管区)に到来した者たち。
  2. ^ おそらくウラル山脈だと思われる[1][2]
  3. ^ 比較的毛の薄いバシュキル人カルムイク人を指すと言われている[3][4]
  4. ^ これもバシュキル人やカルムイク人の外見を思わせる記述である。
  5. ^ エゾノウワミズザクラのこと。学名をPrunus Padusという一種の野生の桜桃であり、西ヨーロッパでは渋みが嫌われてあまり食用されないが、現在でも東ヨーロッパからウラル山脈東麓一帯にかけての諸民族はこの渋みを上手に取り除くか逆に利用して広く食用飲用に宛てている[5][6]
  1. ^ 松平 (1988), p. 183、注14
  2. ^ 織田 (1956), p. 1900、注18引き:Friedrichsen, Max (1933?). "Das Europäischen Russland", Klutes Handbuch der Geographischen Wissenschaft, Bd. Mitteleuropa und Osteuropa. p. 386
  3. ^ 松平 (1988), p. 183、注15
  4. ^ Bunbury, Edward Herbert (1879). A History of Ancient Geography Among the Greeks and Romans. J. Murray. p. 197. https://www.google.com/books/edition/A_History_of_Ancient_Geography_Among_the/89InAAAAYAAJ?gbpv=1&pg=PA197 
  5. ^ 松平 (1988), p. 183、注16
  6. ^ 織田 (1956), p. 1900、注19引き:Bunbury (1879), p. 197
  7. ^ 松平 (1988), p. 183.
  8. ^ 織田 (1956), p. 690–691(要約)。


「アルギッパイオイ」の続きの解説一覧



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「アルギッパイオイ」の関連用語

アルギッパイオイのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



アルギッパイオイのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのアルギッパイオイ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS