アカネテンリュウ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/11 00:06 UTC 版)
アカネテンリュウとは、日本の競走馬である。1969年菊花賞の優勝馬で、同年の最優秀4歳馬牡馬。同期はトウメイ(天皇賞・秋・有馬記念)・ダイシンボルガード(ダービー)・リキエイカン(天皇賞・春)・メジロアサマ(天皇賞・安田記念)・ワイルドモア(皐月賞)等。主戦騎手は丸目敏栄。後に星野信幸。スピードシンボリの主戦騎手として有名な野平祐二も、アカネテンリュウに騎乗して目黒記念(秋)を制している。
- ^ 関野は、戦後の鉄道模型界に名を残したメーカー『アカネモデル』の創業者でもあった。
- ^ サラ系平地競走では、1983年まで競走名の付いていない平場のオープン競走が施行されていた。有力馬が調整目的で出走する事も多く、負担重量の軽減と経験を積ませる目的で、見習騎手(斤量を減らせる特典がある)が騎乗する事も少なくなかった。有力馬を尻目にオープン競走で勝利を重ねる馬も居て、コーヨー(1972年馬インフルエンザの影響で福島で代替開催された関東の金杯勝利馬)やヤマブキオーの様な、八大競走には縁が無くともハンデ戦の重賞や平場オープンなどで活躍する馬を指した「オープン大将」という言葉も存在していた。なお現在ではオープンクラスは特別競走もしくは重賞競走だけになっているので、見習騎手による減量の恩恵は受けられない。障害競走では平場戦が残っているため、重賞勝ち馬でも見習騎手による減量の恩恵は受けられるが、中山グランドジャンプ・中山大障害の勝馬は平場戦ではほとんどの競走で5キロ以上多く背負わされるため、出走できる競走は限られる。このためそのような馬が調整目的で平地競走に出走する例が見られる。
- ^ 前年はアカネテンリュウが勝利している。
- ^ “種牡馬情報:種牡馬成績 |アカネテンリユウ|JBISサーチ(JBIS-Search)”. www.jbis.or.jp. 2022年6月16日閲覧。
- ^ “シャイニングスター | 競走馬データ”. netkeiba.com. 2022年6月16日閲覧。
- 1 アカネテンリュウとは
- 2 アカネテンリュウの概要
- 3 戦績
- 4 血統表
固有名詞の分類
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