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アイヌ語方言
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/03/17 11:56 UTC 版)
アイヌ語(アイヌご)の方言について。
アイヌはコタン毎に生活をしており、コタンは主に川筋か海岸線に沿って存在したため、川筋ごとに方言が少しずつ異なる場合が多く、また海岸部と内陸部でも差異が見られた。 かつては大きくは北海道・千島(北千島)・樺太(南樺太)の三方言があった。北海道方言は、さらに北東部方言と南西部方言の二つに分類したり、もっと細かく分類されることもあるが、方言間の詳細な比較研究が進んでいないため定説はない。千島方言は日本の千島領有以後急速に廃れ、第二次大戦後には既に話者が見つからなかったとされる。樺太方言は1994年に最後の話者とされる浅井タケ氏が亡くなった。北海道内でも和人の移住が早くから進んだ渡島地方や石狩川下流域などの方言は記録がほとんど残っていない。かつてアイヌが居住していたとされる東北地方北部、カムチャツカ半島南部、北樺太とアムール川下流域にもアイヌ語の方言が存在していたと考えられるが、詳細は知られていない。 国家を持ったことのないアイヌ民族のアイヌ語には標準語が存在しない。アイヌ語を学ぶ場合は沙流方言や千歳方言の資料が比較的手に入りやすい。
- 1 アイヌ語方言とは
- 2 アイヌ語方言の概要
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