変態王子と笑わない猫。
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『変態王子と笑わない猫。』(へんたいおうじとわらわないねこ)は、さがら総による日本のライトノベル。イラストはカントクが担当。MF文庫J(メディアファクトリー→KADOKAWA)より2010年10月から2019年3月まで刊行された。略称は「変猫」[3]、「変態王子」[3]、「とわない」[4]。MF文庫J第1巻の発売に先駆けて、番外編「第0話」が携帯サイト「MF文庫J☆モバイル」で公開されていた[5]。
注釈
- ^ 単なる誤解と言う訳でもなく、部への愛着はあり、活動に参加できなくなったことを悲しんでいた。また、麻衣によると部長と部員の間を取り持っていたらしく、事実「変態王子」になった後も一部の部員とは親交が続いている。
- ^ ただし、度を越した発言や妄想をした時は噛み付いたり、毒舌を吐いたりしている。
- ^ 彼の行動を逐一記録したり、修学旅行先にまでついてくるなど、過激な行動を取ったことから陽人に「暗黒魔王」と揶揄されている。
- ^ 小説3巻p168その他。また3巻p263-264では、小豆梓の体を借りた猫神が「私」と言って陽人に正体を暴かれる。
- ^ 陽人に「建前」を返してからはアニマル和風喫茶(猫カフェ兼ドッグカフェ)以外のアルバイトは辞めている。
- ^ この時に猫神に「新しい自分になりたい」と祈って、身体を乗っ取られている。
- ^ アニメ版の第1話ではまだ本名が語られていなかったため、「鋼鉄の王」としてクレジットされた。
- ^ 台詞では片仮名の単語が平仮名で表記されている。
- ^ その経緯から、猫神から道具扱いされている。
- ^ 「ポン太」という渾名も、エロ→エロポンチ→ポンチという変遷を経て呼ばれるようになったもの。
- ^ アニメでは幼少期からつるんでいることが語られている。
- ^ 「弥勒菩薩の次に好き」というのが由来。
- ^ 長らく本名が登場しなかったため、公式サイトの紹介やアニメ版のクレジットでは「副部長」と表記されている。
- ^ 陽人やつくしからはツンデレと評され、「つんでるさん」の渾名を付けられた。
- ^ 陽人も麻衣と友人となった以降はそう呼んでいる。
- ^ 第6巻では学年主任から「おヒゲ先生」と呼ばれていた。
- ^ アニメ版では元々病弱で海外渡航に耐えられず、やむなく夫や娘達と別居したことになっている。
- ^ この間、太った姿になり、多くの人が願掛けに訪れていたが、つくしに「本音」が渡った後は力が弱まったことが語られている。
- ^ スカパー!(BS放送)、スカパー!プレミアムサービス、スカパー!プレミアムサービス光にて無料放送。
- ^ etude及びeufonieというアダルトゲームブランドを持つゲーム制作会社。会社公式
出典
- ^ 飯田一史『ライトノベル・クロニクル 2010-2021』Pヴァイン、2021年3月24日、59頁。ISBN 978-4-909483-87-4。
- ^ 『このライトノベルがすごい!2017』宝島社、2016年12月8日第1刷発行、176頁。ISBN 978-4-8002-6345-2。
- ^ a b c d e 『このライトノベルがすごい!2012』宝島社、2011年12月3日、81-85頁。ISBN 978-4-7966-8716-4。
- ^ “はがないアニメイトフェア開催中!/変態王子①②またまた大量重版!”. MF文庫J編集部ブログ. メディアファクトリー (2011年2月26日). 2013年3月15日閲覧。
- ^ “変態王子と笑わない猫。:文庫発売前に番外編「第0話」をケータイ向け無料公開”. MANTANWEB(まんたんウェブ). 毎日新聞デジタル (2016年8月8日). 2013年3月15日閲覧。
- ^ 『このライトノベルがすごい!2011』宝島社、2010年12月3日、100頁。ISBN 978-4-7966-7963-3。
- ^ “レーベル史上初動売り上げNo.1! 『変態王子と笑わない猫。』”. MF文庫J編集部ブログ. メディアファクトリー (2010年12月3日). 2013年3月15日閲覧。
- ^ 『このライトノベルがすごい!2012』宝島社、2011年12月3日、168頁。ISBN 978-4-7966-8716-4。
- ^ “シリーズ累計発行部数”. ラノベニュースオンライン 2022年12月6日閲覧。
- ^ “変態王子と笑わない猫、次号アライブ6月号より、早くもコミカライズ連載開始!”. コミックアライブ編集部ブログ. メディアファクトリー (2011年3月26日). 2011年12月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年3月15日閲覧。
- ^ “次号より連載開始「変態王子と笑わない猫」コミック版のカラーを先行公開!”. コミックアライブ編集部ブログ. メディアファクトリー (2011年4月3日). 2011年12月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年3月15日閲覧。
- ^ “『変態王子と笑わない猫。』、待望のコミカライズ決定!”. MF文庫J編集部ブログ. メディアファクトリー (2011年3月27日). 2013年3月15日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m “変態王子と笑わない猫。(変猫)|アニメ声優・キャラクター・登場人物・2013春アニメ最新情報一覧”. アニメイトタイムズ. 2023年5月28日閲覧。
- ^ 小説1巻, p. 13.
- ^ 小説1巻, p. 60.
- ^ 小説1巻, p. 157.
- ^ “独占インタビュー「ラノベの素」 さがら総先生『変態王子と笑わない猫。&教え子に脅迫されるのは犯罪ですか?』”. (2018年3月23日) 2022年6月2日閲覧。
- ^ 小説1巻, p. 80.
- ^ 小説1巻, p. 63.
- ^ 小説1巻, p. 115.
- ^ a b c 小説1巻, p. 152.
- ^ a b c d 小説1巻, p. 92.
- ^ 小説1巻, p. 54.
- ^ “変猫のヒロインたちはツンデレばかり?!”. あにぶ. (2019年1月12日) 2024年6月7日閲覧。
- ^ 小説1巻, p. 16.
- ^ 小説1巻, p. 84.
- ^ 小説1巻, p. 26.
- ^ 小説1巻, p. 172.
- ^ 小説1巻, p. 30.
- ^ 『変猫』のタイトルは「振り穴王子」と関係があった! - マイナビ将棋編集部BLOG・2015年9月16日
- ^ a b c インタビュー 第3回 さがら総 - MF文庫Jライトノベル新人賞
- ^ a b 原作小説第1巻、あとがき(293頁)
- ^ “変態王子と笑わない猫。”. MF文庫J オフィシャルウェブサイト. メディアファクトリー. 2019年3月25日閲覧。
- ^ “変態王子と笑わない猫。2”. MF文庫J オフィシャルウェブサイト. メディアファクトリー. 2019年3月25日閲覧。
- ^ “変態王子と笑わない猫。3”. MF文庫J オフィシャルウェブサイト. メディアファクトリー. 2019年3月25日閲覧。
- ^ “変態王子と笑わない猫。4”. MF文庫J オフィシャルウェブサイト. メディアファクトリー. 2019年3月25日閲覧。
- ^ “変態王子と笑わない猫。5”. MF文庫J オフィシャルウェブサイト. メディアファクトリー. 2019年3月25日閲覧。
- ^ “変態王子と笑わない猫。6”. MF文庫J オフィシャルウェブサイト. メディアファクトリー. 2019年3月25日閲覧。
- ^ “変態王子と笑わない猫。6 ドラマCD付き特装版”. MF文庫J オフィシャルウェブサイト. メディアファクトリー. 2019年3月25日閲覧。
- ^ “変態王子と笑わない猫。7”. MF文庫J オフィシャルウェブサイト. メディアファクトリー. 2019年3月25日閲覧。
- ^ “変態王子と笑わない猫。8”. MF文庫J オフィシャルウェブサイト. メディアファクトリー. 2019年3月25日閲覧。
- ^ “変態王子と笑わない猫。9”. MF文庫J オフィシャルウェブサイト. メディアファクトリー. 2019年3月25日閲覧。
- ^ “変態王子と笑わない猫。10”. MF文庫J オフィシャルウェブサイト. メディアファクトリー. 2019年3月25日閲覧。
- ^ “変態王子と笑わない猫。11”. MF文庫J オフィシャルウェブサイト. メディアファクトリー. 2019年3月25日閲覧。
- ^ “変態王子と笑わない猫。12”. MF文庫J オフィシャルウェブサイト. メディアファクトリー. 2019年3月25日閲覧。
- ^ “変態王子と笑わない猫。13”. MF文庫J オフィシャルウェブサイト. メディアファクトリー. 2019年3月25日閲覧。
- ^ a b c d e f g h “変態王子と笑わない猫。”. 月刊コミックアライブ オフィシャルサイト. メディアファクトリー. 2019年3月25日閲覧。
- ^ “変態王子と笑わない猫。にゃ!”. 月刊コミックアライブ オフィシャルサイト. メディアファクトリー. 2018年3月28日閲覧。
- ^ “変態王子と笑わない猫。 カントクアートワークス”. KADOKAWA. 2024年3月3日閲覧。
- ^ “NOTE 変態王子と笑わない猫。 カントクアートワークス”. KADOKAWA. 2024年3月3日閲覧。
- ^ “変態王子と笑わない猫 :テレビアニメ化決定 MF文庫Jの人気作”. MANTANWEB(まんたんウェブ). 毎日新聞デジタル. 2012年7月29日閲覧。
- ^ a b c “変態王子と笑わない猫。”. アニメハック. 2023年5月28日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m “変態王子と笑わない猫。”. allcinema. 2023年5月31日閲覧。
- ^ a b c “変態王子と笑わない猫。”. メディア芸術データベース. 2023年5月28日閲覧。
- ^ a b “アニメ『へんねこBBS』情報♪”. TVアニメ 変態王子と笑わない猫。. フロンティアワークス (2012年12月29日). 2013年3月15日閲覧。
- ^ 「変態王子と笑わない猫。」アニメ公式 (2013年1月23日). “@makaronipiza ...”. Twitter. 2013年3月15日閲覧。
- ^ 「変態王子と笑わない猫。」アニメ公式 (2013年1月23日). “あっ、お知らせ忘れていましたが、先日から東京MXさんにて「へ ...”. Twitter. 2013年3月15日閲覧。
- ^ “「へんねこBBS」がBS11でも放送決定♪”. TVアニメ 変態王子と笑わない猫。. フロンティアワークス (2013年3月13日). 2013年3月15日閲覧。
- ^ 「変態王子と笑わない猫。」アニメ公式 (2013年3月13日). “お知らせです。へんねこBBSがBS11さんで放送される事が決 ...”. Twitter. 2013年3月15日閲覧。
- ^ “【新番組情報】3月に「へんねこ」「あらかん」ラジオがスタート。”. 1314 V-STATIONニュース. 大阪放送 (2013年2月12日). 2013年3月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年2月13日閲覧。
- ^ “「へんねこらじお」番組詳細”. HiBiKi Radio Station. 響ミュージック. 2013年2月12日閲覧。
- ^ “変態王子と笑わない猫。(PSP)の関連情報/ゲーム・エンタメ最新情報のファミ通.com”. ファミ通.com. 2024年1月24日閲覧。
- ^ "教え子×変猫 コラボオーディオドラマ『教え子の国のアリスたち』配信開始!". MF文庫J『教え子に脅迫されるのは犯罪ですか?』公式サイト. 25 December 2019. 2022年9月12日閲覧。
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