かんの虫とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > デジタル大辞泉 > かんの虫の意味・解説 

かん‐の‐むし【×疳の虫】

読み方:かんのむし

小児の疳を起こす考えられていた。「—がおこる」「—封じ


疳の虫

(かんの虫 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/01/23 18:44 UTC 版)

疳の虫(かんのむし)とは乳児の異常行動を指していう俗称。特に夜泣きかんしゃく、ひきつけなどを指す。「癇の虫」「勘の虫」などの表記もあるが正しくない。疳とは漢方医学で脾疳(ひかん)のことで乳児の腹部膨満や異常食欲などをいったが、日本では乳児の異常行動は疳の虫によって起きていると信じられ、民間の呪医(まじない師)によって虫切り虫封じ疳封じなどの施術が行われた。施術の概要は乳児の手のひらに真言梵字などを書き、粗塩で手のひらをもみ洗いして、しばらく置いてみると指先から細かい糸状のものが出ているのが見えるといい、これが虫であるとされた。




「疳の虫」の続きの解説一覧


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「かんの虫」の関連用語

かんの虫のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



かんの虫のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの疳の虫 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS