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FXのピボットの計算方法と使い方

 

ピボット(PIVOT)は、前日の為替レートをもとに当日の為替レートを予測するFXのテクニカル指標です。主にデイトレード向きの手法で用いられています。

ピボットで求めるのは、基準となるPIVOT値と、サポートライン2本、レジスタンスライン2本と、高値のブレイクアウトポイント、安値のブレイクアウトポイントの7本です。これらの数値の計算方法は次の通りです。

PIVOT・・・基準値
(前日の高値+前日の安値+前日の終値)÷3
S1・・・サポートライン1
PIVOT×2-前日の高値
S2・・・サポートライン2
PIVOT-R1+S1
R1・・・レジスタンスライン1
PIVOT×2-前日の安値
R2・・・レジスタンスライン2
PIVOT+R1-S1
H・・・高値のブレイクアウトポイント
R1-PIVOT+R2
L・・・安値のブレイクアウトポイント
S2-PIVOT+S1

前日の為替レートからピボットの各数値を求めた例です。

▼前日のUSD/JPYの為替レート(2012年5月1日)
始値 高値 安値 終値
79.811 80.300 79.640 80.088

▼ピボットの数値
PIVOT 80.009
S1 79.718
S2 79.349
R1 80.378
R2 80.669
H 81.038
L 79.058

ピボットの使い方は、まずチャート画面にこれらの数値に対応するラインを上から順に引きます。
・高値のブレイクアウトポイント(青色実線)
・レジスタンスライン(R2、青色点線)
・レジスタンスライン(R1、青色点線)
・PIVOT(黄色実線)
・サポートライン(S1、赤色点線)
・サポートライン(S2、赤色点線)
・安値のブレイクアウトポイント(赤色実線)

次のチャートは、MT4(Meta Trader 4)でピボットを描画したものです。

この日の為替レートは、あまり大きな値動きがなく、PIVOTとレジスタンスライン(R1)の間を推移しています。

左側の赤い色で丸く囲んだ部分が、レジスタンスライン(R1)を下から上へ突き抜けています。順張りの場合、この時点が買いのポイントになります。一方、逆張りの場合、この時点が売りのポイントになります。

ピボットでは、順張りの場合にはレジスタンスライン(R1)、レジスタンスライン(R2)、高値のブレイクアウトポイント(H)を下から上へ突き抜けた時が買いのポイントとされます。また、サポートライン(S1)、サポートライン(S1)、安値のブレイクアウトポイント(L)を上から下へ突き抜けた時が売りのポイントとされます。

逆張りの場合には、レジスタンスライン(R1)、レジスタンスライン(R2)、高値のブレイクアウトポイント(H)を下から上へ突き抜けた時が売りのポイントとされます。また、サポートライン(S1)、サポートライン(S1)、安値のブレイクアウトポイント(L)を上から下へ突き抜けた時が買いのポイントとされます。
(2012年05月15日更新)




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