variant_cmpとは? わかりやすく解説

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variant_cmp

(PHP 5)
variant_cmp — 2 つの variant を比較する

説明

int variant_cmp ( mixed left, mixed right [, int lcid [, int flags]] )
leftright を比較し、以下のいずれかの値を返します。 表 29. Variant の比較結果
意味
VARCMP_LTleftright より小さい
VARCMP_EQleftright と等しい
VARCMP_GTleftright より大きい
VARCMP_NULLleftright のいずれか、あるいは両方が NULL


この関数はスカラー値のみを比較します。配列や variant レコードは 比較しません。
lcid は、文字列の比較に使用する 有効なロケール識別子です (これは文字列の比較に影響します)。 flags は、以下のひとつあるいは複数の値を OR で組み合わせたもので、文字列の比較に影響します。 表 30. Variant の比較フラグ
意味
NORM_IGNORECASE大文字小文字を区別せずに比較する
NORM_IGNORENONSPACE非スペーシング文字を無視する
NORM_IGNORESYMBOLS記号を無視する
NORM_IGNOREWIDTH全角半角を区別しない
NORM_IGNOREKANATYPEひらがなカタカナを区別しない
NORM_IGNOREKASHIDAアラビア語の kashida 文字を無視する


注意: variant に関するすべての計算関数では、関数のパラメータとして PHP の ネイティブ型 (整数、文字列、浮動小数点数、論理型あるいは NULL) か COM・VARIANT・DOTNET クラスのインスタンスを指定可能です。 PHP のネイティブ型は、VARIANT クラスの コンストラクタと同様の規則を使用して variant に変換されます。 COM および DOTNET オブジェクトは、デフォルトのプロパティの値を variant 値として使用します。
variant の計算関数は、COM ライブラリの同名の関数のラッパーです。 これらの関数についての詳細な情報は MSDN ライブラリを参照ください。 一部の関数は、PHP での関数名が少し異なります。例えば PHP での variant_add() に対応する関数は、MSDN ドキュメントでは VarAdd() となります。



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