stream_socket_enable_crypto
stream_socket_enable_crypto — 接続済みのソケットについて暗号化の on/off を切り替える
説明
mixed stream_socket_enable_crypto ( resource stream, bool enable [, int crypto_type [, resource session_stream]] )crypto_type パラメータを指定してコールすると、 stream_socket_enable_crypto() は 指定した方法でストリームの暗号化を設定します。
crypto_type に使用可能な値
- STREAM_CRYPTO_METHOD_SSLv2_CLIENT
- STREAM_CRYPTO_METHOD_SSLv3_CLIENT
- STREAM_CRYPTO_METHOD_SSLv23_CLIENT
- STREAM_CRYPTO_METHOD_TLS_CLIENT
- STREAM_CRYPTO_METHOD_SSLv2_SERVER
- STREAM_CRYPTO_METHOD_SSLv3_SERVER
- STREAM_CRYPTO_METHOD_SSLv23_SERVER
- STREAM_CRYPTO_METHOD_TLS_SERVER
暗号化設定が確立されると、それ以降は enable パラメータに TRUE あるいは FALSE を指定することで暗号化の on/off を動的に切り替えられます。
既に確立されている暗号化ストリームの設定をもとにする場合は、 ストリームのリソース変数を 4 番目のパラメータに指定します。
成功した場合に TRUE、ネゴシエーションに失敗した場合に FALSE、 十分なデータがないために再試行が必要な場合(非ブロックモード時のみ) に 0 を返します。
例 2241. stream_socket_enable_crypto() の例
<?php
$fp = stream_socket_client("tcp://myproto.example.com:31337", $errno, $errstr, 30);
if (!$fp) {
die("接続できません: $errstr ($errno)");
}
/* ログイン時の暗号化を有効にします */
stream_socket_enable_crypto($fp, true, STREAM_CRYPTO_METHOD_SSLv23_CLIENT);
fwrite($fp, "USER god\r\n");
fwrite($fp, "PASS secret\r\n");
/* それ以外では暗号化を無効にします */
stream_socket_enable_crypto($fp, false);
while ($motd = fgets($fp)) {
echo $motd;
}
fclose($fp);
?>
OpenSSL および 付録 O. サポートされるソケットトランスポートのリスト
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